大野知事の投稿をそのまま引用します。
★流域下水道管に起因する道路陥没事故について(3月3日午後6時現在の情報) 本日午後6時に第3回埼玉県災害対策本部会議を開催し、現在の状況などを確認しました。 県では、消防等による救助方法の検討結果を待つことなしに、下水道管内のキャビン地点までアクセスする工事を進めており、そのためのバイパス工事や掘削工事を昼夜を分かたず進めています。 なお、消防等が検討している救助の方法が確立する場合には、そのための環境にも資することができるようにいたします。 工事現場周辺の住民の皆様にはご不便・ご迷惑をおかけしていますが、騒音や臭気の軽減のため、防音壁や防臭シートの設置など、できる限りの対策を講じていきます。 陥没部への下水流入量を減らすため、陥没部の上流側から下流側へ汚水を迂回する対策を実施していますが、この度、排水ポンプ・排水管の増設により迂回能力を強化するとともに、八潮市公共下水の合流地点を陥没部の上流側のマンホール(チュウ4)から下流側のマンホール(チュウ3)に変更しました。 これらの対策により、事故直後から実施してきたバキューム車による汚水移送及び春日部中継ポンプ場からの下水の緊急放流と同程度の効果を確保しましたので、本日・3月3日をもって、バキューム車による移送や緊急放流を終了いたします。 明日以降、水路等の清掃を行うとともに、希釈水の放流や水質調査については、当面の間、継続させていただきます。 春日部市や越谷市をはじめ、水路や新方川の周辺の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、緊急放流にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。改めて感謝を申し上げます。 春日部中継ポンプ場からの下水の緊急放流に伴い、春日部市よりも上流の下水道管の水位が上昇していましたが、本日・3月3日は降雨が予想されたため、2月28日から春日部中継ポンプ場を稼働させ、下水道管の水位を事故の前と同程度まで下げました。 このため本日の降雨を含め、通常の降雨であれば、下水が地上にあふれるようなことはありません。 今後も、春日部中継ポンプ場の稼働を継続しますが、陥没現場の水位はピーク時よりも大きく下がっており、これまでに記録された水位を上回ることはないと見込んでいます。 県民の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。


