どっくんのひとりごと

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食い逃げ

2016年12月06日 | Weblog

食い逃げとは、無銭飲食の通称であり、飲食後、金を払わず店から逃げてしまう行為で、刑法上の詐欺罪にあたる。

爺は、実際に食い逃げを見たこともないし、知り合いが食い逃げをしたと聞いたこともない。
確か、映画”男はつらいよシリーズ”の中で、寅次郎が財布を忘れて呑みに行き、警察に通報されたことがあったような気がする。

昨日、昼食に麺類が喰いたくなって、会社近くにある”中華食堂一番館”という、価格設定がかなり安い中華屋で季節限定450円の辛味らあ麺なるものを注文した。
湯気もうもう、辛子で赤々、辛味でヒーヒー。
汗をかきかき完食し、店を出た。



自宅に戻り、いつものとおり、財布の残金をエクセルに入力したのだが、お金がほとんど減っていないことに気が付いた。
あ、中華屋でお金を払わず店を出てしまった。
女房殿に、そのことを話すと、「警察に捕まるんじゃない?」
んな訳、ねーだろー。でも、良心が痛む。

本日、改めて”中華食堂一番館”に出向き、今度は500円のあんかけ広東麺を注文。
と同時に、勇気を振り絞って、昨日、お金を払っていないことを告白した。
店員さんは、事もなげに、「あ、そうですか、じゃあ今日950円払ってください」と言う。
しかも、広東麺と一緒に持ってきた伝票には”広東麺500円”しか印字されていない。



食事を終え、500円の伝票を持ってレジへ行くと、先ほど告白したホールの人とは別の人が応対していたので、改めて昨日お代を払わずに店を出たことを伝え、今日の分と合わせて950円完済した。
が、何だか腑に落ちない。
500円の伝票で950円を受け入れたレジ係の人は、ネコババしても証拠が残らないし、爺が本日950円完済した結果を証明するものもない。

ん~、正直ものは損をしたのか。
イヤイヤ、損したわけではなく、昨日払うべきお金を今日払っただけである。
お店の対応には、モヤモヤしたが、詐欺疑惑を解消したので、無罪放免、スッキリした気持ちで中華食堂を後にした。

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