週末の不摂生日の晩酌は日本最古の酒を呑んでみることにした。
銘柄は新潟上原酒造の「鶴亀諸白」。
まず、箱に記載された能書きを読んでみると、大まかに次のようなことが書かれている。
古文書に基づいて、約250年前の江戸時代宝暦年間に醸造された酒を復元したものである。
日本酒本来の古典醸造法とされる古式生もと造りを採用し、その成分もできる限り宝暦年間のころに近づけた結果、アミノ酸や乳酸が通常純米酒の約7倍という含有量となった。
基となった酒は250年間古民家の土蔵で保管されていたこともあり、復元酒も原則、長期保存に耐えうるものである。
何だか凄いことが書かれている。
猪口に注いでみると、透明ではなく、やや黄色く濁った色をしており、味は酸味が強くいろいろな味が混ざり合っていて、日本酒ではあるが、普段呑む日本酒とはまったく別物の呑みもの、そう、薬膳酒のような感じがする。
酒は百薬の長。
この酒を呑むと、この言葉もなるほどと納得できる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます