kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

本醸造と純米酒

2012年10月24日 | Weblog

本醸造と純米酒は、どちらも日本酒の特定名称酒である。

本醸造酒は精米歩合70%以下の白米、米麹、水、醸造アルコールを原料とした清酒であり、醸造アルコールの使用は、米1トンにつき120ℓ以下と定められている。
一方、純米酒は、白米、米麹及び水のみで製造された酒であり、精米歩合の定めは無いが、米麹は米の総重量の15%以上と決められている。
そのため本醸造酒は、旨味や甘みに欠け、すっきりとした辛口が多く、純米酒は濃厚な味わいで蔵元の個性も出やすいという。

本日、3か月ぶりに「ベルーナグルメ友の会」から日本酒3升が届けられた。
7月で日本酒年間頒布会を一時休止したのだが、ベルーナのダイレクトメール作戦にまんまとはまってしまい、先月「うまい酒蔵の地酒三昧」の頒布会に入会してしまったのだ。
と言うことで、10月から1年間、日本各地の蔵元から毎月本醸造酒2本、純米酒1本が送られてくるのである。

第1回目は、石川県小松市にある「加越」の地酒3本である。
今日は、「こっそり蔵出し」という銘柄の本醸造酒と純米酒を呑み比べてみよう。
猪口一杯ずつ呑むと、やはり本醸造はきりっと辛口であり、純米酒は米の香り漂う旨口である。

明日は仕事があるので、ぬる燗にして味わいがふくよかになった本醸造酒を1合だけ嗜んで、週末になったら時間・酒量無制限呑み比べを実行することにしよう。

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