土・日は春が来たと思うほどの暖かさだった。
今朝、目覚ましで起されたが、寒くて中々布団から出られないでいた。
意を決して何とか床から這い出たが、朝食を食べる時間が無くなってしまった。
新橋駅の改札を出ると、家を出た時より太陽が高くなったからか、寒さも幾分和らいでいたので、コートの前ボタンを外して通勤路を闊歩していると、胃の動きも活発になり腹の虫が鳴き始めた。
丁度中間点辺りに「梅もと」という立ち喰い蕎麦屋があり、看板の梅のマークも春らしさを感じさせてくれる。
店内は、左右に15席程度の椅子がずらりと並ぶ、奥行のあるウナギの寝床のような作りである。
注文した品は、他店では見たことがない「薬膳蕎麦」
一見、ただのかき揚げ蕎麦だが、かき揚げの具材は正に薬膳と呼ぶに相応しく、クコの実、松の実、大蒜が入っているのだ。
鰹出汁が効いているがサッパリとした味わいのかけ汁に、やや歯ごたえのある麺の梅もと特製?薬膳蕎麦をすすって店を出ると、コートを着る必要も無いほど身も心も暖かい。
今日は立春。
梅が咲くのも、そう遠くはないだろう。
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