鮎は塩焼きと干物が美味い。
塩焼きは、鮎のホロホロとした肉質と川魚独特の香りが存分に味わえ、干物は肉質がやや締まって頭からバリバリと一匹丸ごと堪能できる。
昨日、仕事帰りにスーパーに立ち寄ったら、鮎が安く売っていたので、二尾購入し、本日休暇前夜のための酒肴作りをすることにした。
クックパッドを見ると、塩焼き、干物、甘露煮が殆どで、どれも代わり映えしないが、梅干煮というのが目に留まったので、こいつを作ってみることにした。
まず、鮎を凹凸のあるフライパンで焼き目が付くよう素焼きにする。
酒:醤油:味醂を2:1:1の分量で煮立て、その中に焼きあがった鮎と、宮崎の義母自家製の昔風の塩辛く酸っぱい梅干を一個投入する。
汁がトロリとなるまで煮付ければ完成。
今日まで11:30業務開始の遅番6連勤だったので、久しぶりに「疲れた~」と口に出すほど疲れた。
休暇前の不摂生日は、ビール、酎ハイを呑んだ後に、鮎の梅煮を酒肴に日本酒をじっくり呑むことにした。
酒は、本州西端の下関にある、その名もずばり”下関酒造”のうまい酒。
万葉寒梅は米の香りも味わいも楽しめる甘口で、すでに完売。
今日は、家納喜という銘柄の純米酒と本醸造を呑み比べてみよう。
酒蔵直送の酒はどちらも爽快でフルーティーな味わいもあり旨いが、鮎の梅煮もこれまた美味い。
淡白な味の鮎も煮汁でやや濃厚になり、また、肝が苦甘辛く日本酒に良く合うのだ。
しかし、下関と言えば、やはり河豚。
河豚刺しはおいそれと口にはできないが、次の不摂生日は河豚の干物でも買って来て、下関を存分味わうこととしよう。
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