kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

北海道紀行(其の壱)

2013年07月09日 | Weblog

北の大地、北海道へ行こう。

職場の1階にある旅行代理店に並んだ夏のツアーのチラシを何気なく見ていると、雄大なラベンダー畑の光景が目に飛び込んできた。
昨年2月から新幹線型の財布に毎月1万円ずつ旅行貯金を積み立てているので、17万円は入っていることだろう。
花が好きで、北海道に行ったことがない女房もきっと喜ぶだろうと思い、早速、旅行計画を練ることにした。

1日目は札幌観光、2日目は車で移動して富良野観光、3日目は美瑛を巡って旭山動物園。
この計画書を女房に見せると一発OKのサイン。
1階の旅行会社に何度か足を運んでツアーの相談をしたものの、中々良いものに出会うことができなかったので、ホテル、レンタカー、行程表すべて自分で手配することとした。

6:50羽田発の飛行機に乗るため、余裕を持って5:20に自宅を出発。

新千歳空港着は8:20。
レンタカーの手配をして「Boys, be ambitious(青年よ大志を抱け)」で有名なクラーク博士の像がある、札幌羊が丘展望台へと向かう。この人、札幌農学校(現北海道大学)の教頭先生だったんですね。
公園に着くや「クラーク像の前で写真を撮ってポストカードにして無料で差し上げてます」と女性の集団。タダなら撮ってもらおうと女房殿と像の前で、クラーク博士と同じポーズをとって写真に納まる。
「こちらが無料ポストカードです。どうぞ。勝手ではありますが、お二人の写真をフレームに入れてみました。お値段は1000円丁度になりますが、記念にいかがですか~」
んも~、分かりました、頂戴いたします。



旅行に来る前、娘1号が「熊が鮭をくわえた木彫りじゃなく、鮭が熊をくわえた木彫りがあるらしい」と言っていたのを、んな~、馬鹿な、と思って聞いていたのだが、ここの売店にそれがあったのにびっくり。
木彫りじゃなくて炭彫りでしたが。



昼食は羊が丘展望台近くにある、ラーメン「玄咲」
同じ職場の先輩が、仕事関係で北海道にちょくちょく行っていたころ、地元の友人が一押しだったというラーメン屋で、先輩本人も「ここの塩ラーメンは絶品」と高評価。

女房殿は一番人気の塩味「龍舟麺」、へそ曲がり爺は味噌ラーメンを注文。
優しい塩味のスープは絶品、味噌味も美味しかったのだが、仕事の関係で電話をしていたので麺はのびホーダイ。残念。





札幌に行く前に、もう一箇所行ってみたい場所がある。
そう、大倉山ジャンプ台。
何のジャンプかって、そりゃ、札幌オリンピック90メートル級ジャンプ競技のジャンプ台です。
この高さ、この角度のジャンプ台を滑り落ちていくって、ちょっと、イヤ、相当勇気が必要でしょ。
高橋沙羅ちゃん、あんたは偉い。しかも141メートルものジャンプを記録しちゃうなんて。

ちなみにここ大倉山ジャンプ台は、「もう一度行きたい展望観光所」で第3位になったそうで、2位は東京スカイツリー、栄えある1位は京都清水寺の舞台???なのだと。



ホテルチェックインには、もう少し時間がある。北海道大学のポプラ並木にでも行ってみよう。
お、ここにもクラーク博士が。何と新渡戸稲造さんもこちらに居りました。
ポプラ並木は台風の影響やらで、古くからある木はかなり倒木してしまったようだ。

 



続いて札幌市内観光。
大通り公園、札幌TV塔、札幌時計台。
全国に名所、旧跡、色々ある中で、爺が思うところのガッカリ度ナンバーワンは、ここ札幌時計台。
周りをビルに囲まれ、ひょこっと建ってる時計台は、ガッカリというより可愛そうにさえ思えてしまう。
女房殿も「え、これ?!」 やっぱりね。

 

夕食は北海道ならではの海の幸を鱈腹喰らおうと思っていたが、北海道が発祥の地である「魚や一丁」札幌駅前店へ。
女房殿は食い物にはあまり執着もなく、酒も呑まないので、当たり外れのない場所で呑み喰いすることにした。
とは言え、まず舟盛り。
これらをつまみながら北海道の地酒を堪能する爺と、じゃがいも・アスパラ等地産野菜を頬張る婆。
婆が珍しくカクテル?イヤ、これも地産のトマトジュースでした。

 



旅行で楽しいのがコンビニで地域限定と言うか、地場物探し。
北海道と言えばサッポロビール。北海道限定サッポロビールCLASSICと、北海道朝日川に酒造所がある男山を買い込みホテルで今日の反省会&明日の行程確認。

明日、午前中はかなりの確立で雨模様。しかも豪雨らしい。
激しい雨の中、富良野観光しても楽しくないな~、と思いつつ、手違いだったWベッドで中年夫婦は背を向けて眠りに就く。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 北海道紀行(其の弐) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい写真ですね (べるお)
2013-07-19 12:25:39
羊が丘公園ですか?ぼんやり写っているのは「新橋おやじよ、一升瓶を抱け!」といった有名な外国の方の銅像ですね(笑)。
返信する
誰だっけ (kazzdokk)
2013-07-20 11:19:43
ぼやっと写っているのはボーイズがどうしたこうしたと言った人のようです。
札幌農学校(現北海道大学)の教頭先生だったようですね。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事