吉報は2012年9月16日0時15分13秒に届いた。
15日の早朝、土曜日だというのに枕元でゴソゴソしている。
何をしているのかと女房殿に尋ねると、妊婦である娘1号が入院するので準備をしていると言う。
どうやらママになるサインである「おしるし」があったようだ。
車で病院に連れて行くのはオヤジの役目。
でかい腹を抱えた娘1号を病院で降ろし、土曜日だが仕事がある婿殿を新川崎駅へと連れていく。
ここからが長かった。
仕事を早めに切り上げ、病院で付き添いを始めた婿殿とメールで連絡を取り合っていたのだが、娘1号の腹がよほど居心地が良いのか、中々出てくる気配がないようだ。
日付が16日に変わり、そろそろ床に就こうかと思った時にスマホがブルブルと震えた。
婿殿から「生まれましたー」と簡単なメールが届いた。
元気な子か?男か女か?何グラムか?
一切の情報はないが、とにかくホッとした。
今日は、こいつで朝まで祝杯といこう。
すでに爺バカです。