高千穂峡に行くのは今回が2度目である。
1度目は長女が生まれ数か月経った頃だから、かれこれ27年前であり、その時は何となく連れて行かれ、写真にもカメラいじりにも興味がなかったので、高千穂峡のことはほとんど印象に残っていない。
今回は目的が明確だ。
TVや雑誌等の観光ガイドでも良く取り上げられる高千穂峡の真名井の滝の写真を撮ることと、ボートを漕いで滝や絶壁を下から眺めること。
朝7時に車に乗り込み、途中、コンビニや道の駅に立寄り、高千穂峡に着いたのは10時を少し回っていた。すでに第1駐車場は満車で、少し離れた第2駐車場に車を止め、散策を始めようとしたところ残念なお知らせが・・・。
駐車場のおじさんが「今日はダム放水のため貸ボートは取り止めとなってます」
ゲゲッ、何もお客様がいっぱい来ている日曜日に放水することないじゃんか~。観光客を大切にしろ~!と心で叫びながら散策開始。
高千穂峡は、阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理の懸崖となった渓谷であり、国の名勝・天然記念物に指定されているだけあって、素晴らしい光景が目の前に広がる。
少し歩くと真名井の滝が見えてきた。貸ボート取り止めのため、当然だが観光写真のようにボートが写ってないので少しばかり物足りないが、その美しさは素晴らしいの一言。
高千穂峡でもう1つ残念なことがあった。
観光客といっしょに写真を撮ってくれる神楽を舞う神に扮した方が、茶屋の前で神楽面を外してタバコをプカ~、缶珈琲をグビッ。
せっかく訪れた観光客に最後まで楽しんでもらうために、疲れたなら茶屋の裏当たりの人目に付かない場所で休憩しましょうよ。
ねっ、チョビ髭のおとうさん。
素晴らしき高千穂峡。
次はいつ来られるか分からないが、是非ボートに乗って川面から真名井の滝の写真を撮ってみたい。
【追記】
高千穂峡散策の後、天岩戸神社西本宮と天安河原宮を参拝。
帰路の途中に日本一のアーチ橋である天翔大橋を通過し、馬ケ背に立ち寄った。どちらも素晴らしい眺めだった。
今日も運転手を務めてくれた末弟に感謝・感謝である。
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