久しぶりにスーツを購入した。
爺は背が低いうえに、手が短い。吊るしのスーツでもサイズはあるが、袖が長すぎてしまう。よって、スーツいつもはイージーオーダーではあるが誂えている。
そろそろクリーニングに出そうかと思っていた、かなり年季の入ったスーツのズボンを見ると、大分へたってきていたが、上着はまだまだ問題なく着られる状態なので、処分してしまうのはもったいない。
グレー、紺、どちらの上着にも合わせられる、無地のチャコールグレーと千鳥格子の薄いグレーのズボンを購入して、上着は引き続き着用していくことにした。
裾直しをしてもらったズボンを引き取りに行った時、色合いも生地も中々良い吊るしのスーツがあり、何より価格が安い。
でもな~、袖が長いんだろうな~。(イヤ、正しく言うと爺の手が短い。)
そう思いながら、袖を通してみると、やはり長かった。
近寄ってきた店員さんが、「袖、お詰めしますよ」と、購入を勧めてくる。今月中なら更に値引きもあると言う。
んじゃ~、買っちゃおう。
と、買った後、袖詰、裾詰、ネーム入れの値段が追加となり、結局のところイージーオーダーとそう変わらない価格になってしまった。
明日、新年度を迎える。
おNEWのスーツで、ビシッと決めていこう。
そう思ったが、やっぱり明日は一番古いスーツを着ていくことにしよう。
なぜなら、4月1日の人事異動で、わが組織にも数名の着任があり、夜は有志で懇親会が開催される。
酒呑みが酒席におNEWのスーツを着ていくのは、あまりにもリスクが大き過ぎる。
公私ともに少しは落ち着きましたか?