ああ、今日は”キャビア”でも喰いていな~、何て思ったこともない。
そもそも、爺の人生59年間、キャビアなんて喰ったことがない。だから味も、食感もわからないので、喰いたいと思いうこともない。
ところが、今日、キャビアを喰うことになった。
爺が愛飲している”博多の華”という焼酎の懸賞に応募したところ、何となんと、キャビアが当たったのだ。
冷凍されたキャビアに同封されている商品案内を見ると、今回当選したキャビアは20g2万円という高級品らしい。
ぐぇ~、それじゃ、皆にも食べさせてあげたい。
と言うことで、土曜日である今日8月31日、キャビア開封dayとした。
高級キャビアは解凍方法にも手順があり、ビニール袋に入れたキャビアの瓶を、氷と水を入れたボウルに浸し、ゆっくりと解凍するのだ。夕食時に合わせ、この作業は爺の役目となった。
残念ながら娘3号は予定が合わず来られなかったが、爺、婆、娘1号、2号、婿殿、孫1号がキャビアの前に正座した。
イカの刺身やホタテの刺身に少しばかりのキャビアを載せ、パクリ。
う~ん、まいう~、と言うほどのものでもない。
”いくら”と比較するものではないが、粒々は小さく、塩気もうすく、プチっと感もない。
うまく言えないが、上品な味ではある。
皆の評価も「とびきり美味いというものでもないし、2万円出してまで食べたいとは思わないよね~」で一致している。
まあ、今後、キャビアを喰うこともないだろう。
好き嫌いが多いと言うか、喰えるものがほとんど無い孫娘が、キャビアをちょっと食べてみたいと、卵かけごはんにキャビアを載せて食べ始めた。
「美味しい~、爺、キャビアって美味しいね。爺、また、キャビア食べたいな~」
爺は無言になるしかなかった。
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