横浜の大型マンションが傾いた。
どうやら、マンションの土台となる、地面に打ち込んだ杭が、地盤の固いところまで届いていないようであり、そのことが大きな要因らしい。
しかも、いかにも固い地盤に届いたかのように、工事のデータも改ざんしていたという。
杭打ち工事を請け負ったのは、旭化成のグループ会社の旭化成建材という会社だと報じられている。
実際に工事をしたのは、旭化成建材の下請けらしいが、旭化成の社長もTVで謝罪会見を行った。
我が家は、15年前に古い家を取り壊し、3階建の家を建てたのだが、これがへーベルハウス。旭化成ホームズという会社に建築を依頼したのだ。
地盤が軟らかかったらしく、家の下には、6メートル程の杭が十数本打ちこまれている。
TVのニュースや新聞を読んでいると、何だか不安になり、当時の営業マンに電話をして、杭打ちの工事内容の確認を求めた。
回答としては、へーベルハウスはマンションの工法とは異なり、設計された長さの杭を持ち込むのではなく、ある程度長い杭を打ち込み、硬い地盤に到達したところで、余った部分を切り取るので問題ない。また、工事は旭化成建材ではない。
さらに、利根川決壊の時、流されてきた2軒の家をしっかり受け止めていた白い家もへーベルハウス。この家も杭を打ち込んでおり、水が引いた後の映像を見ると杭が露わになっている部分もあった。杭がなかったら流されていたかもしれない、と営業マンは続ける。
先日行った15年点検でも、土台も外壁も問題ないという診断。
杭を打って、悔いることがあっては、洒落にもならない。
へーベルハウスを信じるしかないだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます