9:30、曇天の中、読売新聞社前を起点として歩き始めた。
横浜鶴見を目指し日比谷通りを快調に歩いていく。
薄曇で涼しいので歩くにはもってこいの天気である。
少し歩いていると左足の甲の分部に違和感を感じ始めたので、靴紐をきつく締めなおしてみると解消し、また、幾分足が軽くなったような感じもした。
靴の紐って結構重要なんだ。
増上寺を通過し、芝五丁目の交差点を右折すると、ここからはひたすら国道15号線を下って行く。
この時点では、ビルに映った自分の姿をカメラに収める余裕もあった。
品川駅を通過し、しばらく歩いていると川崎まで10㌔の標識が。
左手のLAURELは11:25を示していた。
出発してから約2時間、やや足に疲れを感じ始めるが、まだまだ、半分しか歩いていないので、更に歩調を速めていく。鈴ケ森刑場を過ぎたあたりで、エネルギー補給のためバナナケーキバーを1本口にして、再び歩き始める。
12時を過ぎたあたりから小雨がぱらついて来た。雨などお構いなしに歩を進めるも、どうも止みそうもないので、コンビニで購入したビニール傘をお供として連れて行くことにした。
雨の中、蒲田駅前通過は12:45。自動車での移動だと蒲田を過ぎるとすぐ川崎というイメージだが、徒歩だとそうは行かない。両足の付け根あたりが筋肉疲労により鈍痛を感じ始めるが、雑色から六郷へ、そして多摩川を超えて川崎宿に入る。
雨も本降りになってきたが、ここからもうひと踏ん張りだ。
川崎の電話局前にある大きな歩道橋を下る時に、右膝に痛みを感じる。
また、両足の裏がジンジンとして痺れるような感覚になってきた。
目指す横浜鶴見まではあと少し。沿道の声援とランチビールを思い描いて気持ちを立て直す。
横浜市鶴見区に入る。いよいよゴールも近い。
国道脇に側道が見えた。
1区のゴールだ。
やっと着いた。
時間は13:55。出発してから4時間25分、ほとんど休憩も取らず歩き続けた。
疲れた。
しかし、ここで疲れたと言っていられないのだ。
家に帰るためには、川崎駅まで京浜急行沿いを2駅ほど歩き、そこからバスに乗らなければならない。
そして来週は、箱根駅伝「花の2区」が待っている。
明日は丸の内支店の呑み仲間と花の2区を走破(歩破?)してきます。
1区より2㌔長く、権太坂もあるので、少しきついかもしれませんが、美味いランチビールを呑むためがんばります。
さぞかしビールが美味かったのではありませんか?