kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

北海道紀行 其の弐 あかん

2018年02月13日 | Weblog

「さっぽろ雪まつりと流氷粉氷線とオホーツク海流氷列車/客室から眺める冬の花火大共演3日間コース」という、やたらと名称の長いツアーも2日目。

今日は、冬ならではのオホーツク海流氷粉氷船に乗るため、また、この時期限定?の流氷列車に乗るため、層雲峡から網走港へと向かう。
バスに揺られ、北海道ならではの冬景色を見ながら、時折、ウヰスキーをストレートで口にしてガス欠を防ぐ。

流氷粉氷船に乗り込む前に海鮮お食事処で早めの昼食を摂る。
小食の3人は、カニ・イクラ丼1とホタテ尽くし定食1の2人前を注文し、少しずつ分け合って食べたのだが、これとて3人には多過ぎるぐらいである。







この海鮮系メニューにはやはり日本酒が必須であり、ひや酒を注文したところ、ホール係の女性が「おひやの方、おひやのかた~」とひや酒を頼んだ爺を探しているようなのだが、おひや=水、と思っている爺はその呼びかけに全く反応しなかった。
ひや酒をおひやと言っては「あかん!」



昼食後は、本日のメインイベントともいえる、流氷粉氷船オーロラ号乗船である。
出港してしばらくは、耐えられないほどの寒さではなかったが、沖合へ出ると、雪が横殴りに強く降り始めたので、爺が今まで経験した中での話ではあるが、防寒していない顔面は痛寒いの極限であった。
想像を超えた痛寒さだったので、女房殿と伯母には船室に戻ることを勧め、爺は極限の寒さをひとり楽しんだ。(寒)







続いて流氷に一番近い駅であるJR北浜駅へと向かい、この時期限定の”流氷物語”というラッピング電車に乗る。鈍行好きの爺には、この電車に乗れることが、いたく嬉しい。
また、到着駅である網走で、ルパン三世のラッピング電車を見ることができたことも楽しさを倍増させてくれた。
だが、この期間限定で走らせているラッピング電車の対面席4シートに荷物を置き、独り占めしている若者がいたが、これは「あかん!」
譲り合いの気持ちが大切なのだ。







再びバスに乗り、本日の宿泊場所である阿寒湖畔のホテルへと向かう。
この時期の阿寒湖はカチンコチンに凍っていて、そこに穴を開けてワカサギ釣りが楽しめることで有名である。それに合わせて冬の祭典が開催されており、まつりのクライマックスは氷上からの打ち上げ花火である。

ここでも、夕食はバイキングだったが、昨日と比べると内容は充実している。
なんてったって、カニが喰い放題なのである。
しかしながら、バイキング会場を見ていると、自分でチョイスしたものを残して会場を出ていく、厨房からカニが出てくればすべてかっさらってしまう等々、マナー違反の方々が多く、これは「あかん!」





食事を終え、最上階の温泉に浸かっていると、花火が打ち上げられた。
のんびり湯に浸かっていて、時が経つのも忘れていたが、まつりのクライマックスである花火打ち上げの時間になっていたのである。
いや~、湯船に浸かりながら打ち上げ花火を観るなんて、何て優雅なことだろうか。

ここで本日の振り返り。
ま~、「あかん!」人が多かった。爺はそうゆう人にはなりたくない。
でも、湯に浸かり振り返ってみれば、本日の夕食時に、ジャケットのポケットの中にコンビニで買ったワンカップが入っていたので、いけないとは思いつつ、食事を摂りながらワンカップを嗜んでしまった。いわゆる、持ち込み飲食である。

ん~、これは「あかん!」
しかしながら、持ち込み飲酒はあかんとは知りつつも、酒が目の前にあると、いかんともしがたいのが爺のあかんところである。

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