日本出身力士として、待望の横綱が誕生する。
そう言われて続け、何度のチャンスを逃し、何年が経過しただろうか。
相撲ファンが期待してきた、その力士の四股名は、言わずと知れた「稀勢の里」
ここ3場所は優勝に準ずる成績を残したので、2016年9月場所は、本人の優勝が横綱昇進の絶対条件とされている。
子供の頃から相撲好きの爺は、稀勢の里の優勝、横綱昇進を期待して、今場所14日目のチケットを取ってもらった。
白鳳が怪我で休場したので、優勝の可能性も更に高まった。14日目で優勝が決まったら、一生の思い出になるだろう。勝手にそう想っていた。
が、しかし。
初日に雑な相撲で敗れ、本日も立ち合いの変化に対応できずに土が付いた。
あ~、何やってるんだ。もう今場所は終わった。千秋楽まで観るべき必要性が無くなった。
そう感じている人は沢山いるだろう。
だが、本日の結びの一番で、横綱日馬富士が敗れた。
もう一人の横綱鶴竜は2敗を喫している。
優勝への道は完全に途絶えた、と言い切れない状況ではある。
残り12日間、今までやってきたことをすべて出し切れば、結果はおのずと付いてくるのではなかろうか。
稀勢の里!
このポスターのように、威風堂々、やりきってもらいたい。
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