
ひとまずですが、長い間お勤めご苦労様でした。
昨年から一人暮らしを始めた娘3号からのメールの文面である。
「目上に対して、ご苦労様という言葉を使うとは何たることか!」と、普段ならそう返信するところだが、今日に限っては「サンキュー」とだけ、短い言葉を送り返した。
今日は、爺が長年勤めた会社を退職した日である。
高校1年の時に、ひょんなことから今の会社のアルバイトをしたのをきっかけに、就職試験を受け、採用されたのだが、アッと言う間に定年退職する年齢になっていた。
会社を退職すると言っても、爺は既に関連会社に出向しており、明日からはその関連会社の社員として採用されることになっている。
また、採用後の勤務地も、組織も、役職も、今日までと何ら変わることがないので、退職したという感覚が全くないのである。
娘3号からのメールと何十年ぶりに女房にお酌をされたことで、あ~、やっぱり今日、退職になったんだと少しだけ感じた。
本当に退職したことを実感するのは、きっと4月の給与明細を見た時だろう。
小さい頃は一年が長かったのに、最近ではホントに早く感じます。
お互いに健康だけには気を付けましょう。
60歳前に定年になったということですね。
あとは、収入と自由との兼ね合いで楽しく過ごせればいいですね。