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九州宮崎の酒と言えば“霧島”という芋焼酎が有名どころである。
今は亡き、女房殿のお父さんも、この焼酎を愛飲しており、夏場は牛乳割で嗜んでいた。
かなり昔の話だが、宮崎まで1BOXカーで行った時は、車で来たのだから沢山持ってけと、1ダース積んで帰ったことがあり、数年前、義母がこちらに来たときは、わざわざ3本も手で持って来てくれた。
しかしながら爺は、芋焼酎より、すっきり爽やかな麦焼酎の方が好きなのである。
女房殿の実家には、今や酒(焼酎)を呑む人がいないので、酒の買い置きもない。
車を走らせ近所(と言っても結構遠い)のスーパーまで酒を買い出しに行ったのだが、芋・芋・芋だらけで、麦焼酎はプラカップに入ったものしかなかった。
止む無くこれで急場を凌いだのだが、今度は日本酒が呑みたくなった。
日本酒は有るには有るが、月桂冠や黄桜等全国区のものばかりで、地酒は見当たらない。そもそも宮崎で日本酒を醸造しているところはあるのだろうか。
ところがありました。
高千穂峡に行くときに立ち寄ったコンビニで“千徳”というワンカップの酒を購入することができた。延岡にある千徳酒造が醸造したこの酒、かなりの甘口だが、米の味わいもしっかりある。千徳酒造は焼酎を造っておらず、日本酒専門の酒造メーカーのようである。
その後、スーパーで見かけることが無かったのだが、宮崎空港のお土産コーナーで再び発見し購入した。
また、宮崎空港には宮崎限定かつ期間限定で、日向夏の缶チューハイが販売されていた。
こいつも2本買って空港内のソファーでゴクリ。レモンより酸味は少なく、グレープフルーツより苦味もなく、甘口のチューハイであった。
宮崎で霧島とは別の次元で人気を博している焼酎といえば、長期熟成麦焼酎の“百年の孤独”
これを買ったかと言うとNo!
以前のように酒屋に置いてない、という訳ではないが、他の商品と抱き合わせで7000円ぐらいするのである。(これでもネットで買うより安いが)
しかし、義母の家でカラオケ仲間とお会いした時に、東京では百年の孤独が手に入らなくて・・・、と何気なく話をしたら、一度、家を出た後、すぐ戻って来られ、百年の孤独を土産として持っていってくれと言うのだ。まあ、何とありがたいことか。
今回の宮崎帰省で、千徳という日本酒、限定の日向夏缶チューハイ、そして百年の孤独という素晴らしい酒に出会えることができたが、それよりも何よりも、素晴らしい方々と再会し、新たな出会いがあったことが一番大きなお土産であった。
宮崎の旅は、料理や酒に加え、みなさんの待遇もおいしくいただけてよかったですね。
Aotetsuさんも今は大変なでしょうが、機会があったら是非宮崎に行ってみてください。
神話の里、宮崎。
私も今さらながら古事記(簡易版)を読み始めました。
リニア実験線は太陽光発電パネルが設置されてます。
カブキは高千穂ではなく延岡出身です。
(これは知ってましたね)