こんにちは、タロウです。
昨日のブログの続きです・・・
入院させた方が良いのでは?というご主人の訴えに対して
訪看さんは今の状態は終末に向けて必ず辿る経過なので
入院しても変わらないと説明していた。
ご主人からすれば痛みを訴えられたり明らかに衰弱していく姿を見るのが耐えられなかったのだと思う。
訪看さんからご主人とのやり取りの報告を毎回受けるのだが、
入院させた方が良いんじゃないの?って私も思っていた。
医療には口出さないことにしているから、私は黙っていたけどね。
訪問の度に、ご主人から入院という言葉が出ていたようだが
その度に訪看さんは終末までどのような経過を辿るかということを、
又それは入院していても変わらないということ
ご本人は自宅で最期を迎えることを望んでいるのでは?ということを丁寧に説明していたようだ。
そして最後を迎えることになった。
訪看さんはそろそろということが分かっていたようで親族を呼び寄せるように伝えていた。
未明に逝去された。
まずは24時間対応している訪看さんにご主人からコールがかかったようだ。
訪看さんが確認した後、訪問医にコールを掛けた。
訪問医が死亡確認。
私には朝連絡があった。
ご主人に最初にかけた言葉は「お疲れさまでした」だけだ。
「ご愁傷様」でも「お悔やみ申し上げます」でもない。
お疲れさまでした・・・この言葉しか出てこなかった。
自宅看取りを希望していても実際に最後を自宅で迎えられる人はそれほど多くは無いようだ。
お子さんたちは最後を看取れて良かったと言っていた。
ご主人は「結果的には良かったのかな~」と言っていた。
率直に良かったという言葉が出なかったのは、それだけ精神的負担が大きかったのだろう。
訪看さんの話では葬儀が終わるころには「自宅で最期を看取れて良かった」と思うはずだとのことだ。
そうなのだろうな・・・
新人ケアマネには荷が重かったが訪看さんに助けられましたよ・・・
クリスマスイブの食事は鰯のつみれ汁
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