ヤバいケアマネ

新人ケアマネの日記

訪看さんから、ケアマネさん何とかしてください!って連絡が来ましたよ・・・

2022-12-30 17:41:17 | 日記

こんにちは、タロウです。

本日から年末年始休暇です。

話は昨日のことです。

午後に訪看さんから連絡がありました。

「昨日から食事摂取できてないしバイタルも救急搬送するレベルで、心不全、肺炎の可能性も否定できないですが、本人が絶対に呼ぶなと拒否してるのですよね・・どうすれば良いですか?」

どうすれば良い?って、、、本人が拒否してるなら仕方ないよね~

認知症なら本人の意思なんか無視するが、認知症ではないからね。

「ケアマネさん、本人と話してください!」とのことなので話しましたよ。

ご本人曰く「このようなことは過去に何度もあったし、大抵横になって休めば回復していた。

以前救急搬送されたときに近隣に受け入れ先が無く遠方の病院に入院することになった。もうそのような事は御免だ。」・・とのこと。

かかりつけの近所のクリニックはその日から休みに入っている。

「最後はご自宅でってことですか?」・・・思わず言ってしまった。

ご本人曰く、そういうわけではないらしい。自分は百歳まで生きるとのことだ。

「しかし、看護師さんの話だと今すぐ医師の治療を受けなければ命に関わるとのことですよ」と言ってもご本人は「大丈夫!」だとさ

もうね、仕方ないね。

一度電話を切り暫くして看護師さんから連絡があった。

近隣の救急受付している病院に問い合わせたがどこも一杯で受け入れ不可とのことだった。

隣町の病院で受け入れ可だったが、本人がそこには絶対に行きたくないと言っている。

奥様には何かあったらこちらに緊急コールするか救急車呼ぶように伝えましたとのことだ。

まあ、そうなるよね。本人が拒否してるのではどうしようもないよね。

意識朦朧となれば話は別だけどね。

困っちゃうよな~・・

嫁がベトナム人技能実習生から頂いてきた春巻。


訪看さん、ご立腹ですよ・・・

2022-12-28 13:22:14 | 日記

こんにちは、タロウです。

私の担当する利用者さんもコロナに感染する方がでてしまった。

一昨日の月曜日にデイサービスの方より朝迎えに上がったら咳をされていたのでお休みいただきました・・と連絡があった。

そのデイサービスは先週に職員、利用者さん複数名感染したことが判明していたようだ。

但しそのことはこちらに知らされていなかった。

まあ、その利用者さんは濃厚接触者に当たらないということだからなのかな。

・・で、月曜の朝に咳をしていたので休んでもらった、、という事実のみ知らされていた。

昨日の夕方再度デイサービスの方より連絡があり、その利用者さんは受診の結果陽性だったとご家族から連絡があったとのことだ。

その時に先週感染者が複数名出ていたことを知らされた。

お~・・・ここでケアマネがやることはこれから入る予定のサービスを全て止めなければならない。

また、最近入ったサービスの方が濃厚接触者に当たる可能性もあるので、陽性だった事実をお知らせしなければならない。

そのサービスの中に訪看さんが入っていた。

訪看さんに電話でその事実を伝え、昨日訪問日でしたが入っていますか?と尋ねると

昨日都合で行けなかったので明日に振り替えることになっていたとのことだ。

まあ、普通は昨日入らなくて良かったですね、、で話は終わるのだが

この訪看さんは何を言い出すかと思ったら

「そういうことはもっと早く知らせて欲しかったですね!」

???

こちらに知らせが入ってから最速でお知らせしている旨を伝えると

しまった!と思ったのか超俊足で話題をすり替えてきた。

実は私も、ケアマネさんから連絡が無かったために濃厚接触となった利用者さん宅に訪問してしまったという経験があり

この時はそのケアマネさんに対してかなり腹を立てた。

お陰で1日半仕事を休まなければならなくなり、突然降って湧いた休みで腹立ちは治まったけどw

だからご立腹される気持ちはよ~く分かるけど

しかしね、今回の場合は私に文句言われてもどうしようもないのですよ。

人に文句言う前に一瞬で良いから少し考えた方が良いのではないかな~

訪看さん、文句ばかり言っていると口が尖がってしまいますよ。

勿論、本人には直接言えないけどね・・・数倍になって反撃されそうだからねw

サービス事業者さんには低姿勢で・・・これも利用者さんのためですよ

昨夜は久々に友人を誘って飲みに行った・・・二日酔い

 

 

 


訪問診療が無事スタートとなりましたよ・・褥瘡の治療

2022-12-26 19:30:10 | 日記

こんにちは、タロウです。

先日のリアルタイムのブログで訪問診療が断られたという話を書いたけど、その話の続きです。

本日訪問診療がスタートした。

診察の結果、真皮に達している褥瘡なので特別指示書が交付され医療保険で訪問看護がほぼ毎日介入することになった。

ちなみに訪問看護が介入する場合は主治医から交付される指示書が必要だ。

その指示書の特別なものが特別指示書だ。特別って・・・より頻回な訪問が可能になるってことかな?

特別指示書が交付された訪問看護は介護保険ではなく医療保険利用となる。

医療保険・・・この利用者さんは3割負担なので結構な金額になってしまうようだ。

事前に契約に来たクリニックの相談員さんから料金の説明があったようだが、ご主人が頭を抱えていた。

しかし、後期高齢で3割負担というのは、それなりの所得があるということだろう。

まあ、人それぞれ事情があるからね。

そういうわけで無事に訪問診療を利用できることとなり褥瘡の正しい治療が開始されることになった。

あまり詳しくは書けないが、今までは酷かった。

とにかく治癒して欲しい。

昨日作ったエビと豚モツのガパオライス。

 

 

 


自宅看取りを猛烈に勧める訪看さん・・・その2

2022-12-24 19:34:39 | 日記

こんにちは、タロウです。

昨日のブログの続きです・・・

入院させた方が良いのでは?というご主人の訴えに対して

訪看さんは今の状態は終末に向けて必ず辿る経過なので

入院しても変わらないと説明していた。

ご主人からすれば痛みを訴えられたり明らかに衰弱していく姿を見るのが耐えられなかったのだと思う。

訪看さんからご主人とのやり取りの報告を毎回受けるのだが、

入院させた方が良いんじゃないの?って私も思っていた。

医療には口出さないことにしているから、私は黙っていたけどね。

訪問の度に、ご主人から入院という言葉が出ていたようだが

その度に訪看さんは終末までどのような経過を辿るかということを、

又それは入院していても変わらないということ

ご本人は自宅で最期を迎えることを望んでいるのでは?ということを丁寧に説明していたようだ。

そして最後を迎えることになった。

訪看さんはそろそろということが分かっていたようで親族を呼び寄せるように伝えていた。

未明に逝去された。

まずは24時間対応している訪看さんにご主人からコールがかかったようだ。

訪看さんが確認した後、訪問医にコールを掛けた。

訪問医が死亡確認。

私には朝連絡があった。

ご主人に最初にかけた言葉は「お疲れさまでした」だけだ。

「ご愁傷様」でも「お悔やみ申し上げます」でもない。

お疲れさまでした・・・この言葉しか出てこなかった。

自宅看取りを希望していても実際に最後を自宅で迎えられる人はそれほど多くは無いようだ。

お子さんたちは最後を看取れて良かったと言っていた。

ご主人は「結果的には良かったのかな~」と言っていた。

率直に良かったという言葉が出なかったのは、それだけ精神的負担が大きかったのだろう。

訪看さんの話では葬儀が終わるころには「自宅で最期を看取れて良かった」と思うはずだとのことだ。

そうなのだろうな・・・

新人ケアマネには荷が重かったが訪看さんに助けられましたよ・・・

クリスマスイブの食事は鰯のつみれ汁

 

 

 

 


自宅看取りを猛烈に勧める訪看さん・・・その1

2022-12-23 19:31:51 | 日記

こんにちは、タロウです。

今日は特に何もなかったので過去のことを書いていきますよ。

初めて担当した新規の利用者さんは女性の末期がんの方だった・・・その記事はこちら

訪問リハビリの手配をしたところで一度離れていたが・・・介護保険利用ではないから

3週間経った頃、トイレに手すりが欲しいとのことで福祉用具の手配をした。

ここで初めて介護保険利用となりケアマネは居宅介護支援費を算定できる・・

金云々ではないのだけど、ケアマネは介護保険利用する人のために存在するのですよ。

訪問リハビリは、訪問看護もやっているところだった・・・訪問看護ステーションからの訪問リハ

利用者さんも体調に波が出てきたころ、不安になって来たとのことで訪問看護も利用することになった。

それから2週間くらいして本格的に体調が悪化してきた。

病院受診の際に主治医から最後は病院か自宅か検討するように言われたとのことだ。

ご主人は自宅で看取ることを選択した。

自宅看取りとなり訪問医を決めることになったが、それは病院の相談員さんが手配した。

既に訪看さんが介入しているなら、Aクリニックだと訪看やってるから今利用している訪看さんも変えられてしまう可能性高いので

訪看やってないBクリニックの先生にしましょう・・・こんな感じで決めていた。

さて、もう少し話は進んで更に2週間後。

利用者さんは完全に寝たきりになってしまった。

この頃になると利用者さんも痛みを訴えることが多くなった。

腹部は腹水で膨満し下肢は浮腫が強くパンパンになっていた。

皮膚の色も真っ黄色だった。

訪問リハビリも当初の運動ではなく浮腫改善や全身の血行改善のリンパマッサージなどを施術するようになっていた。

ご主人は入院させた方が良いのでは?と訪看さんに訴えることが多くなった。

まあ、確かに入院して点滴でもした方が良いのでは???って私も思っておりましたよ。

つづく・・・

嫁が職場のベトナム人技能実習生に頂いてきたベトナム料理。

豚耳とキクラゲ等々で作ったハム??最高に美味しい。