メンターから教わった成功哲学

資産2億円以上。手取り18万円の介護職からスタートした私が成功するまでのストーリー。

第11話

2023-09-09 07:00:00 | 日記

私は家に帰り、興奮で眠れないまま夜を過ごした。<o:p></o:p>

 

翌日、仕事の休憩中に銀行へ行きメンターの口座に約束の45,000円を振り込んだ。それから消費者金融に電話をして、自分の借金がいくらあるのかを確認してメモを取った。<o:p></o:p>

 

車のローン、消費者金融、クレジットカードのリボ払い。総額で280万円ほどの借金が残っていることが判明した。私はそのことをメンターに報告した。<o:p></o:p>

“借金は280万円ほどです”<o:p></o:p>

 

メンターの返信は早かった。すぐに次の文章が返ってきた。<o:p></o:p>

“1円単位での報告を言ったはずです。もう一度、調べ直してきっちりと報告してください”<o:p></o:p>

 

確かにメンターは1円単位で報告するように言っていた。しかし、280万円ほどある借金の1円単位に何の意味があるのか当時の私には分からなかった。メンターの言うように、もう一度、消費者金融やクレジットカード会社に連絡をして借金を1円単位で確認した。当時はパソコンも持っていなかったので、電卓で計算をしてメンターに報告をした。<o:p></o:p>

 

“計算が間違っています。いい加減な報告は失礼です。報告をやり直してください”<o:p></o:p>

メンターからは再度、お叱りの連絡をもらった。メンターが言うように計算が間違っており、金額が合っていなかった。今ではこのようなミスはほとんどなくなったが、当時の私がいかにいい加減だったかが分かるエピソードだ。<o:p></o:p>

 

私は沢山の借金を抱えていながら、自分自身の借金の総額すら把握していないことに気づくことができた。借金の正確な報告ができたら次の指導は、借金を整理することだった。まずは、車を売ることで少しでもローンを減らすことを指示された。<o:p></o:p>

 

車は無理をして買ったが、出勤にも車は使っておらず必要ないと言えば必要ないものであった。私は車を持ち続けるよりも手放してローンかららくになりたいという気持ちの方が強かった。しかし、ここで思わぬ落とし穴があることに気づく。<o:p></o:p>

 

ローンを組んでいる時の車の所有者はトヨタ名義になっており、ローンの支払いが終わっていないと自分名義ではないので売ることができないとのことだった。私は絶望しかけたが、運よく自分の兄弟の夫が車を探しているとのことだったので、ローンの残金を肩代わりしてもらうことで車を手放すことができた。



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