あ ど れ な り ん

主にブルベを中心に趣味と日頃の鬱憤を晴らすために書こうと思います。

BRM429 宇都宮400 ランドネきたかん:認定

2017-06-10 00:03:01 | ブルベ
400南アルプスと順番が前後してしまったが、GW初日に走ったランドネきたかんの記録をうpする。


大きなトラブルも無く、無事完走した。
今回は直後にブログを書かなかったので、余り良く覚えていない。

またも準備に時間が掛かってしまい、0時前にろまんちっく村に到着。
駐車場で寝たが、就寝途中でも、時計のアラーム設定を失敗したせいで起こされてしまい、
睡眠時間を確保することができなくなってしって不安な朝だった。
念の為、スタートが遅い西回りにしておいて正解だったぞよ。
さらに、大が小さいのしか出なかったので、これも不安だった。
結局、途中で2度も出す羽目になった。

受付では、直前の長坂のブルベで良く顔を合わせていた人に、挨拶していただいた。
この方とは、最後のPCまで居合わせることになった。
ただし、この方のほうが圧倒的に早い。
途中で400の走り方とかを教わったりした。

スタート直後にも関わらず、寒さと緊張で心拍が200を超えてしまい、ちょっと焦ってしまった。


今回は人が多く、平坦なので車列を組みやすかったのにも助けられた。

PC1は混むので、いつも通り手前のコンビニに入った。


そして、PC1に到着。やっぱり混んでいた。

順調に来たので貯金ができた。

PC2へ行く途中のサイクリングロードで、普通に走っているサイクリストに、どこまで行くのかを聞かれた。
まだ余裕が有ったので、(ベテラン臭を漂わせながら)道程を伝えた。
凄いですね。
なんて言われますけど、その時点で70キロ程走っていたので、既に普通に疲れてますよ。ええ。




変った形の建物


PC2までは順調だった。

まだまだ余裕なので、IさんにLINEを送ったりした。
しかし、この後が大変だった。
高崎の辺りで自転車が煽られるほどの突風。
向かい風でなかなか先に進めない。


少しばかり車列を組めたので助かった。

さらには、行く手にかなり暗めの雲が見える。
来るぞーと思っていたらポツポツと降りだした。
そしてPC3への登りに差し掛かってから、これは着替えないとダメだという域にまで激しさを増した。
調度良く高架下に広めのスペースが有ったのでそこで停車。
後から来る人達も同じところで雨宿りしながら着替えた。
「シューズカバー欲しいー」
という声が聞こえたが、雨の予報が出ていたので私はシューズカバーも持っていましたよ。はい。
流石に雷雨になるとは予想外だったけど、そのうち止むだろうと思って、土砂降りの中を再出発。
自分の自転車にはフルフェンダーが付いているので、そこら辺は躊躇無し。


来ました。目印の鳥居。

勾配はそれほどでもないけど、雨の中だったので結構辛かった。
登り切る頃には雨足はだいぶ弱まっていた。





PC3に到着。




雨上がりの後は景色がきれい。

PC3の後は登ったり下ったりを繰り返す区間。
突風と雷雨で、だいぶリズムが狂ってしまった。
貯金はまだ有るが、急に理想タイムから遅れてしまった。

PC4への下りに入ったら、東回りの人達とすれ違うようになった。
未だ200㌔に達していないと思うと、気が遠くなる思いだったが、
すれ違う人達と挨拶を交わすたびに、元気を貰えた気がした。
今回のブルベは、これに助けられたと言って過言ではない。
何人ものランドヌールとエールの交換が出来て楽しかった。


PC4に到着。

だいぶ寒くなった。
走りだす時、体を擦るくらい寒くて迷ったけれども、
結局上だけ着て、口元、首周りに手ぬぐいを巻いて走った。

単独で走り始め、CRで後続に追い付かれてからは、少しばかり先頭を牽いたと思う。
その後は牽いてもらったり、また牽いたりを繰り返した。
途中、キューシートを留めておくクリップが自然に落下してしまった。
夜なので見えず、見失ってしまった。
左右のうちの一つなので、走るのには問題なかった。


なんだかんだで、PC5に到着。

前述のあおばで一緒だった人と少し会話した。
「今年はもうSR取りました?」
などと聞かれた。
イヤイヤ。400すら初めてですがな(ニガワラ

お話したりすると、気分転換になってイイね。
時間は0時を回っている。
ここいらになると、エマージェンシーシートを被って休んでいる人も居た。
パンとスープ系の物を食べたら、デカイ方が出た。

この後、服装はどうしようと思った時、スタート時に貰ったベストを入れていたビニール袋が有る事を思い出した。
透明度が高く、触るとバリバリいうタイプのもの。
これを胴体の前面に当てるという、方法を思いついた。
本当はプロがやるみたいに、新聞の方が良いんだけど。

PC5を出た後は筑波山越えが待っている。
なかなかの勾配が続くので辛かった。
とはいえ距離は3㌔も無いので、我慢できる範囲で登り切ることができた。
峠を越えた後で失敗したのは、レインパンツを履かなかったこと。
気温は8℃前後だったので素直に履いておくんだった。
この後、大洗まではフラットなので、時間を稼げる区間だけれども、寒い寒い。
結局、上下とも着ることになった。
上はウィンドブレーカー2枚だから、かなり暖かくなった。

次に眠気が襲ってきた。
休むか、続けるか迷うところ。
結局、早くPC6に着きたくて休憩せずに走ることにした。

眠気と寒さに耐えながらPC6に到着。
寝ようと思ったが寝られる場所が無い。
仕方ないので、事前に調べておいた、海岸近くの公衆トイレの中で寝ることにした。
ところが、このトイレがひどい。
電気が無い。
しかも、この時間に大に人が入っている。
ちょっと待ったら出てきたので、個室に入り買っておいた新聞を敷いて、座った状態で目をつむった。
が、何故かせわしなく人が入って来るので落ち着かない。
どうやら、漁港なので出発前に用を足しに来ているらしい。
これは迷惑だし、そもそも寝られないので、10分もせずに出てきてしまった。

一瞬、気を失った様な、そうでないような…。
便意が襲ってきたので、PCのコンビニに戻った後再出発した。

多少眠気が残っているので、ガムを噛みながら走った。
既に5時頃になっており、ライトが不要になった。
平均がまだ16㌔台だったと思うが、水戸市内に入ると信号沼に嵌ってしまい、平均スピードが上がらずイライラしてしまった。

このブルベで気づいたけど、サングラスをしていると顔が無風に感じてしまい眠くなってしまう。
なので、途中からサングラスを取って走った。


千波湖


赤塚駅近く

水戸を抜け、茂木へと向かう。
ここら辺から、勾配はそれほどではないが、起伏のある区間を走る。
暫くコンビニが無くなるので、茂木に入る前に立ち寄った。
補給後、歯を磨いた。

日も上り、だいぶ暖かくなったが、ウィンドブレーカーは手放せないくらいの気温だった。

GPSを見ると起伏の頂点を示すマークが連なっている。


勾配はそれほどではないと分かっていても、気分が滅入ってしまった。

それも、漕いでいれば終ると信じて進む。
次第に工業団地に近くなってきた。
ここいらでまたトイレに行きたくなったが、結局どうしたか忘れた。
ゴール間近のコンビニまで我慢したんだったか。

信号が増えたせいもあってか、同じゴールを目指す人が集まってきた。
途中から、短かったが先頭を牽いた。




茨城、栃木、群馬は平野なので、建物が無いと開けた景色が望めるところが好き。

ゴールまでもうすぐというところで、コンビニに入った。
用を足して、午後の紅茶ストレートを買った。
やっぱ安らぐワ。紅茶。
午後の紅茶ストレートは普段は飲まないけど、
300長坂の時に飲んで、凄く気分転換になったので病みつきになってしまった。
お茶は排泄を促すので、ゴールが見えてないと飲めそうにないけど。

あと数キロというところで、このブルベで何度も一緒に走った3人組を抜かし、ここを曲がればゴール!…?
あれ、ここで曲がるのか?
とりあえず、GPSでは行き過ぎた様だけど?
どうやら目印の鶴カントリークラブの看板が降ろされてしまったらしい。
後から来た人に促され、脇道に入り、やっと、ろまんちっく村にゴール!
やりました!!
遂に400㌔を完走です!!!

辛かったわー。
なぜか最初に書いた、あおばの人に拍手で褒め称えられるた(笑)。


名物の鍋が、無料だった。
味は、まあ、ちょっと煮こまれすぎかなぁ…w


この日は実はサイクルイベントの日で、ステージと幾つかのブースが出ていた。

鍋だけだと物足りなかったので、串焼きも食べた。
その後、スタッフへお礼を言い、車で温泉で汗を流した。

良かったこと
・とにもかくにも、400㌔を走り切った。

悪かったこと
・着替えるタイミングが悪かった。
・休憩タイミングが悪かった。
 事前にイートインの有るコンビニを調べておくべきだった。

分かったこと
・400㌔になると、急に冒険感が増す。
・サドルは穴も溝も無い、サンマルコのリーガルだったが、タマタマの先の感覚が無くなってしまった。

今回は参加人数が多かったので、車列を組む機会が多かったのにも、助けられたし、それを楽しむこともできた。
また文中にもある通り、反対回りの人達とエールの交換が出来たことで頑張ることができた。

AJ宇都宮のスタッフの皆さん、後援してくださり、ベストを提供していただいた北関東中核都市連携会議のみなさん、世話になりました。お疲れ様でした。
また、よろしくお願いします。

BRM513あおば400km南アルプス:認定

2017-06-04 22:03:09 | ブルベ
いやー、本当に辛かった。
最後まで走り切ったとはいえ、むしろそんなに無理しない方が良かったかもと思うほどだった。
しかも、失敗も多く、反省の材料が噴出した。

予報は、日中は雨で実際に朝起きたら、割とちゃんと降っていた。
そんな訳で、申込み49人、出走13人と、なかなかの少さ。

スタート地点が自宅の近くで、しかもスタート時間が遅いということで、ゆとりを持ち過ぎ、油断してしまった。
雨具を着こむのに時間が掛かってしまい、自宅を出るのがギリギリになってしまった。
そして、反射ベストを忘れる。
スタッフの人にベストを借りることになってしまった。
危険な、ちょい慣れ状態…。

今回はPC2の通過は多目に見てくれるとの事だった。
雨なので少し早めにスタート。
思った通り、信号ストップが多い。
アベレージ16㌔前後と、自分の走力を考えると焦るレベル。

道志みちに入る前辺りから、雨足が強くなってきた。
脇道に入ると、道幅が狭く、路面が悪い。
雨なのでスピードも出せない。
あおばのスタッフはMの人が多いと思うわ。
ダンジョン厳しい。
雛鶴に向かう県道35号の途中で、トラブルに合っている人がいた。
大丈夫ですか?と声を掛けると、ポンプを貸して欲しいというので、お貸しした。
止まったせいで、アベレージが15㌔台まで下がってしまったが、
場合によっては救済も有ると思うので焦らず行くことにした。

止まった後に走りだすと、自分にも異変がある事に気付いた。
立ちくらみのような感じで頭がクラクラする。
以前から、たまに有った症状だけど、原因がイマイチ分からない。
今、思い返すと決まって内蔵の体調が悪い時になるようだ。
ここ数日の排泄の様子から、余り調子がよろしくない。
そしてこの後、大変な事になる。


新雛鶴トンネルまでが第一関門。
トンネルを抜けた後はダウンヒルでPC1へ。
アベレージ16㌔前半台まで復活したかな。

第二関門は都留からの本栖湖越え。
このブルベの最高地点を越える。
西湖から精進湖に向かう途中だったか、デカイ鹿が歩道に倒れて死んでいた。
生気のない目がちょっと怖かった。


本栖湖のところで写真を撮っていたら、男性に抜かれた。

女の人と走っていたが置いてきたらしい。
向こうの方が明らかに走力が高そうだが、下りに入るとすぐに追いついてしまった。
抜けそうで抜けない。ちょっとジリジリしてしまった。
雨なのでかなり慎重に下っていたようだ。
斜度が緩くなったらすぐに引き離されてしまった。
下りが長かったおかげで、ようやくアベレージ17㌔台まで上げることができた。
このブルベ初の17㌔台…。

PC2に到着。
ちょうど雨が止んだ。
時間に余裕ができたので、焼きそばを食った。
いつも途中で腹が減るので、ちゃんと食べることにした。
次はこのブルベを起案元である、早川町の行き止まりまで行く。
片道37㌔を往復する。

平均斜度2%程度の勾配をダラダラと登る。
急斜面が無いので、地道に走れば着くと思っていたら、崩落防止の工事が4箇所くらい有って
片側交互通行になっており、工事の場所に来るたびに30秒〜1分半止まった。
ダンジョン厳しいよ…。
しかも、帰りもだろ(;´A`)


それにしても、誰ともすれ違わない。
コース間違えてるんじゃないかと思った。
折返し数キロ手前でようやく二人すれ違った。
他の人は既に折り返し終わってしまったらしい。


最後のトンネルを抜け、奈良田温泉まで来た。

折り返しの開運隧道まで数百メートルというところで、
首輪を着けていない中〜大の中間くらいの犬が目の前を横切った

Σ(´∀`;)

…嫌な予感がする。
直後に沢山の犬に吠えられた!

ひわぁぁぁぁ(@□@;)

急いで駆け抜けた。
えええ!?きいてないよー。
その直後に銃声まで聞こえた。
猟か?害獣避けか?
犬は追いかけては来ない。
隧道手前で先行していた二人とすれ違ったが、その人達も危険を感じていたようだ。
一人などは木の棒まで持っている。
混乱しながら、隧道に到着。
通過チェックの写真を撮った。
ここでブルベ責任者の人に連絡した方が良さそうだ思い電話をした。
おそらく自分の後には2〜3人しかおらず、もうすぐそこまで来ているだろうから、
自分に会ったら引き返すようにして欲しいと掛け合ったらOKしてもらった(ちょっと無理矢理)。

対処が決まったので、そそくさと引き返す。
半分に達していないが、ここまでにそこそこの時間で来れていれば、だいぶ完走に近づく。
先程の犬ポイントは、ダッシュで切り抜け、お寺のところでトイレに入った。
トイレから出たところで、唯一の女性参加者に会う。
事情を話して、その場で写真を撮って貰う。
もう一人は最後のトンネルの中で会った。
その人は石碑の前で写真を撮って貰った。
トンネルで合ったこの人とは、途中から一緒に走った。

街頭も少ないし、工事ストップが辛かった。
長い74㌔だった。
トンネルの人はPC2に戻って休憩するとのことで、一旦お別れした。

身延に向かう途中、etrex30eの電池が切れたので電池交換しようとした時、ある間違いに気づいた。
電池はモバイルバッテリーに入れてあり、心拍計の電池が切れたらそれに給電するつもりだった。
しかし、今回はetrexの方が先に電池切れしてしまったので、
モバイルバッテリーに入れてある電池をetrexに入れたら、
モバイルバッテリーとしては使えなくなってしまう。
超基本的!(;^w^)wwwww
仕方ないので、モバイルバッテリー用に電池を買い足したけど、壊れていて給電できず(;;;;^w^)。
走る事には関係無いので大丈夫だけど、これじゃ荷物増やしてるだけ!

身延でチェーンじゃないコンビニが有ったのでそこで休憩。
男女二人のペアに追いつかれた。
ここに来てやはり二人で一緒に行く事にしたようだ。

国道より一本線路側の県道だけど、驚くほど街頭が無い。
この付近て、そんなに人が住んでいない地域だったのか。
並行して走る国道の街頭が眩いぜ。

身延を過ぎた先に内船というところがある(付近の県道沿いでは唯一のコンビニが有る)が、
ここは合宿で免許を取りに来たところで、とても懐かしい。
周りに何もなく、叫びたくなるような辛さだった。
同室の人たちが良い人だったので、助かった。


お世話になった、南部自動車教習所

200㌔が過ぎたところなので、ここら辺からだいぶケツも裏筋も厳しくなって来た。
ライトの明かりを頼りに海へ向かって走り、大代峠の麓まで来た。
立ったままエナジージェルなどで補給し、峠へと走りだした。
雨があがった後、空は曇り空だけども、沼津あたりの街の灯が雲に反射しているのか、空が明るい。
深夜の0時近くだが、もう朝の様に感じられ、妙な気分になった。
勾配はまあまあキツイが距離は短い。
マイペースで登り峠をクリアした。

下って程なくするとPC3に到着する。
二人の参加者が休憩していた。

腹が減ったので飯を食う。
今回は食べやすい物と思い、試しにグラタンを食べてみた(゚д゚)ウマー

しかし、これが行けなかった。
再スタートしてから、徹夜時に特有な胃が落ちる様な感覚に見舞われる。
簡単にいうと胃もたれ。

眠気も強くなり、沼津のミニストップに入って20分程寝た。
しかし、店内の音楽が煩くて殆ど眠れなかった。
耳栓を持ってくるんだった。

休憩でだいぶ復活したが、今度は予報に無かった雨に見舞われる。
それほどの雨ではなかったので、上だけウェアを着ていれば大丈夫だったが、やっぱり走りにくい。
途中、ルートを間違えたりもした。
間違えた後、トンネルで合った人を追い越した。
自分が寝ている間に追い越したようだ。
だいぶへばっているようだった。
その人は途中でコンビニに入ったらしく、沼津から抜けた辺りではぐれた。
御殿場への最後の方の登りになると、裏筋の辺りがいてえ(;A;)
かなり、限界に近かった。

途中、鹿が草むらに居たらしく、カサカサッ!とした時、犬の件もあって激しくビクッとしてしまった。

ようやく最後のPCに到着。
ここでも10分ほど寝たが、煩くて寝られず。
休んでいたら、トンネルで会った人が来た。
走りながら意識を失ったとか。

もうここでも、殆ど食べ物が喉を通らない。
軽く食べた後、歯を磨いてから出発した。

下りに入ったら寒い。レインパンツを履いた。
失敗だ。コンビニで着替えておくんだった。
伊勢原まで下り基調なので、これなら完走できるかもと思えた。

しかし、まー辛い。
ゲップと一緒に中の物が出そうだし、股の間は痛い。
ゆっくり、休み休み行くしか無かった。
途中で前述の人に抜かされ、伊勢原の曲がりの前のコンビニでまた会った。
水分だけは取らないとまずいと思い、
水と一応カロリーメイトなども買ってゴールに向かって走りだした。


246から旧道へ入る付近。

246を曲がると先行していた男女二人組が、道路脇に止まっていた。
後で聞いたらパンクしたらしい。

相模原、町田付近は起伏が激しく本当に辛い。
町中はスピードを出せないので登りの助走ができない。
ひたすら我慢を続けて走るしかなかった。

10時近くになって、ようやく見慣れた景色になり安心することができた。
最後の最後でトラブルが無いよう、慎重に走り、ついにゴール。
26時間15分の長旅だった。

犬の件は、気になったので猟友会に電話してみたら、猟犬が人を噛むか噛まないかは、どちらとも言えない。
場所的には銃の音は空砲ではないか。
犬にはGPSが取り付けられていて、どこにいるのか分かるようにはなっているらしい。
ちょっと差し出がましいことをしたと思うし、トンネルで会った人にはせめて奈良田温泉まで行ってもらうんだった。
この点は反省したい。

良かった点
・獲得標高が、実は5000m超えるが、登りが緩やかならば完走できることが分かった。
・1/3雨だったけど、完走できた。

悪かった点
・電池のミスは基本的なもの。
・食事は脂っこいものは、やっぱり駄目。
・やっぱり着替えないと駄目ということが、またあった。






ゴール地点の熊野神社と神木

ゴール地点で豚汁を頂いたが、手作りだと喉を通るから不思議。

VCRあおばのスタッフの皆さん、お世話になりました。お疲れ様でした。

ツーリング:牧馬峠ー甲武トンネル

2017-06-04 21:23:41 | ツーリング
5月23日。
本当はまた夜練しようかと思っていたのだけど、夜、雨が酷くなってしまったので早朝出ることにした。

この日は、次回ブルベに備えて、サングラスのツル部分の調整とサドルの高さ調整、走行中に食べる間食、
さらにはアマゾンで買ったカフェインの錠剤がどの程度のものかをテストした。

時間が無いので写真と結果だけ。
サングラスは以前から持っていた物だけど、耳に当たる部分が痛かった。
走りながら痛くなる部分を削って痛くなくなるまで調整していった。
結果、かなりなじませる事ができた。

サドルは、Revetのサドルが良くなかったので、サンマルコのロールスに変更。
限界まで下げて、前に出した。
この方が体幹を使ってペダリングできる。

間食として勧められた、芋けんぴは脂っこいのがたまにキズだけど、食べやすいから良いかな。
ドライフルーツと混ぜれば良いかも。

飲み物はライフガードがお腹が痛くならず以外と良かった。

カフェインは食後に摂取し、それ以上過剰に摂取しないようにすれば腹痛はなさそうだ。
しかし、朝方のんだので効いているのかどうかは、イマイチ分からなかった。
副作用としてトイレが近くなるというのがあるが、確かにそうなったので、たぶん効いていたと思う。

ランドネきたかんは、これで行けるんじゃないかな。




牧馬峠まで



牧馬峠。



風張の途中かな。



五日市の道中だったと思う。

晴れてて、気持ちよかったなぁ。

分かったこと:
牧馬峠は夜行ってはならない。

BRM415 あおば300長坂:認定

2017-06-04 21:20:00 | ブルベ
またやってしまった。ついにサングラスを落としてしまった。

家の事情で準備期間が無くなってしまい、金曜の夜に急いで支度をしなくてはならなくなった。
準備は大切なことだが、時間をかけすぎるのも良くない。
これも反省しなくては。
睡眠時間は5時間。十分とは言えない。

長坂は一年半前にも走っているので、その時と比較できると思っていたら、
通行止めのせいでコースが変わってしまったため、純粋な比較が出来なくなってしまった。

スタートが7時なのは、交通事情を考えると1時間遅いのではないかと思ったが、
それ程影響はなかったし、遅くまで準備に追われていたので、遅めの出発で助かった。

スタートの大丸公園には予定より少し遅れてしまったので、車検並びは後ろの方になってしまった。

前回は最初のPCまでの間に一度コンビニに入ってしまったので、今回は50㌔我慢するようにした。
大垂水峠に入る前までは順調だった。
車列の真ん中に入ることができ、リズム良く走ることができた。
が、しかし、ちょっと調子に乗りすぎ。
心拍が常時150を越えている。
まずいなとは思っていたのだけど、最初の方で貯金が欲しかったし、車列に入れていたので、ペースを変えずに走った。


高尾JCの曲がり角。

大垂水への登りでは、遅めのペースに辛抱しきれず数名を抜かした。

一度登った事のある峠や坂ばかりだし、距離が分かると逆に辛く感じることがあるので、
今回は登りの頂点までなるべくGPSは見ないようにして登ることにした。
大垂水は激坂区間などはないので、落ち着いて登れば良い。


何度目かの大垂水峠。

下りも漕いで下った。ダウンヒルは楽しいけど、ここも飛ばし過ぎだった。
最初のPCは混むので、今回も手前のコンビニに入ってトイレを済ませた。
ここのコンビニのおねえちゃんが、「ただいま、おにぎり50円引きです!」などと、
とても丁寧に対応するので、何でこういう時に限ってと思ってしまった。
「そんなことどうでも良いから早くして!」という言葉が喉元まで出ていたのを我慢できた自分はえらいと思う。


桜が綺麗だった。

今回のブルベは花見ブルベの趣きで、この日に走ったのは正解だった。

最初のPCに着いた。
ここでサイダーを購入。薬を飲んだ。
走力のある人は、既にまったりモードだ。羨ましい。

次は笹子トンネルへ向かう。
笹子トンネルまでがダルい。
ゆるゆると高度を上げる。
既にペースが落ちている。気温も上がってきて、疲れを感じ始めていた。
走りながら休むしかない。

路面の荒いところを走ると、自転車からバシャバシャと嫌な音がする。
前から気になっていたけど、ヤッパリまずいと思い、止まって点検した。
どうやら、泥除けを自転車に取り付ける金具が泥除けにしっかり噛んでいないようだ。
やっと分かって安心した。走るのには問題ない。
再び走りだした。
途中、トンビだと思うけど、大きな鳥が上空を旋回していた。


適当に写真を撮ってみたら、小さく写ってた(左脇のゴミみたいなやつ)。

笹子までの登りで一人抜かしたけど、トンネル手前で抜き返され、トンネル内で見えないくらい先に行かれてしまった。

今回のブルベで気付いたけど、自分、ちょっと登りで頑張り過ぎみたい。
登りで抜かしても、平地で抜き返されることが何度か有った。
ただ、これはちょっと難しい。自分は体重が軽いので登りは有利に働く。
自分のペースで登りたいし、ゆっくり走ったところで平地は遅いから、登りで遅れた分を取り返せるとは限らない。
自転車が重いので、ゆっくり過ぎると逆に辛くなるような気がする。
これは今後の課題だ。


石和に入ると、桃の花だと思うけど満開でどこも綺麗な風景だった。

ここでもまた、手前のPCでトイレに入った。


PC2に到着した。

スニッカーズを購入。お手拭きを貰い、有り難かった。
ちょっと忘れてしまったが、一度、ヘルメットとサングラスを付けようと思ったけれど、
何かの理由で止め、フロントバッグの食べ物を整理したと思う。
その後、ヘルメットは着けたがサングラスは着用せずに走り始めてしまった。
4㌔程進んだところで、目にゴミが入り、サングラスをしていないことに気づいた。
忘れないように、ハンドルのところに引っ掛けていたのだけど無い。
ヘルメットにも刺さっていない。
そういえば、カチャッという音が途中でしたような…。
まだ、それ程走ったわけではないので戻ることに。
対抗車線を見ても見当たらず、コンビニの停車していた位置を探してみたが無い。
何故か、どうしてもをサングラスだけは着け忘れてしまう。
焦る必要のないところで焦り、同じ失敗を繰り返すのは本当に馬鹿で間抜けな奴がやることだ。情けない。
仕方ないのでサングラス無しで走ることにした。
8㌔・25分を失ったが、時間にはまだ余裕がある。

落ち着いて走ろうと思ったが、一旦戻ったせいか、一度集中力が切れたせいなのか、
何か別のブルベを走っているような錯覚に襲われた。
これはPC3にたどり着くまで続いて、ブルベを走っている感覚を取り戻すまで時間が掛かった。

七里岩ラインは起伏が激しく、全体の平均斜度より、だいぶきつく感じる。
しかも、この日は向かい風。








花の写真などを撮りながら、無理しないように走った。

この付近からPC4過ぎまで体力的には苦しかった。


やっとのことでPC3に到着。

遅れた分を差し引いても、理想より20分遅れている。
今回も、グロス17㌔を目指しているが厳しそうだ。前回の記録を上回るのも難しいかもしれない…。
PC3ではパンと巨大キットカットを買った。
飲み物は三ツ矢サイダーだけだと飽きるので、ビタミン・レモン果汁が入ったジュースを買った。
ところが、一口飲んで体に合わない感触が胃の方にあり、速攻でサイダーを買い直した。
少し標高が上がったせいか、風が冷たく気温も下がったのでウィンドブレーカーを着た。

折り返してからは下り基調だったので助かった。
20号では追い風のおかげで、たいして踏んでもいないのに38㌔出ていた。

20号に入る丁字路の向かいに、甲州街道古道とかいうのが有って、こんなのがまだ残っているんだと思った。
この付近は車で何度か走ったことがあり、全く気付かなかった。
機会が有ったら行ってみたい。


途中の、わに塚の桜

自転車の背に、この桜を写真に収めているランドヌールも居たりした。


PC4に到着。

塩にぎりを買って食し、昼の分の薬を飲んだ。

それにしても、走力のある人って喰いたいもの食べるよなー。
生姜焼き弁当みたいなものを食べてる人もいた。
これから苦しい登りがある前なのに、自分には無理。

PC4を出発。鳥坂峠を目指す。
やっぱり、だいぶへばっている。
ペースを上げ過ぎないように気を付けながら走った。
途中、シャトレーゼの工場が有ったが、工場の外壁がチョコレートのような色になっていて、気が利いていると思った。
しかし、写真を撮る余裕は無かった。

ついに鳥坂峠までの麓に着いた。
200㌔走った後に、距離8.5㌔平均斜度8%の坂を登らなくてはならない。

この登りでは、心拍が140を超えないように気を付けた。
この峠は初めてだが、予習はしてある。
距離は長いとまでは言えないので、ここでもGPSはなるべく見ないで走ることにした。

先の方に登板を開始した人達が見える。
ゆっくり登っていたので、自分もそれくらいのペースで走る。

心拍が140を超えないようにゆっくり登っているつもりだったが、一段落するヘアピンまでの中腹で数名を抜いてしまった。
やがて、中腹に到達。
そして、ここからの数百メートルが最高にキツイ。


ゴルフ場前から甲府の街が見渡せる

ここは調子の良いダンシングで切り抜けた。
その後も坂はかなり続くが、斜度はそこそこでもヤビツよりは短い。
その後は淡々と登った。


峠の手前で一枚。相当高度が上がって眺めが良いし、達成感を感じられた。

後ろから追いついてきた人のライトがチラチラしていて、うざかったな。
チラチラするのは、蛇行しているからなんだけど。
途中で止まって、先に行ってもらった。


そして、峠に到着。このブルベの一番の難所をクリアした。

トンネルを出たところに人が居て、あいさつされたんだけど、あれは何か関係者だったのだろうか?

下りに入って間もなく、寒さに耐えられず着替える羽目になった。
峠で着替えるべきだった。失敗。
下りきって直ぐに若彦トンネルへの登りに転じる。
ここは初めての時はかなり苦しんだ記憶があるけれども、今回はあっけなく登りきってしまった。
鳥坂が厳しすぎたのではないかと思う。

河口湖、山中湖を経て、ついに道志みちへ。
山伏峠への登り道でかなり寒い。
峠を越えて下りに入ると、、、
寒さでスピードが出せない (((´Д`)))ヒィ
自分はすごい寒さに弱いので、もう全く動けない。
冷気を受けないようにゆっっっっくり下った。
時間を稼ぐポイントなのに…。
これが登りを欲するということか!
今までこれほど登りを欲した事は無かった。

寒さに耐えながらPC5に到着。
いつもは買わない、ホットの午後の紅茶と包みピザを温めて食った。
はー、あったけえ。
時間には余裕が有ったので、さすがに座って休んだ。

ゴールまでは下り基調だけれども、スピードは出せないまま。
尾根幹は起伏が激しくランドヌールたちには不評だけれども、程よく登りが入るので個人的には助かった。


やっとのことでゴール。

18時間35分でちた。
うーん、サングラスを探しに戻った分を差し引いても10分遅い。
獲得標高が高くなったり、着替えたり、服の抵抗が多かったり、寒かったりと遅くなる要素は幾つもあるんだけど、
進歩が見えないのはなぁ(′A‵)…。

気温は13度有るのに、寒くて自走で帰るのが大変だった。

良かったところ
・登りは悲劇的に遅いわけではないことが分かった(あくまで比較した場合)。
・PCで休み過ぎないというのは実践できた。

悪かったところ
・単純に飛ばし過ぎ
・焦り過ぎ。サングラスを失くした。
・着替えるべきところで着替えなかった。
・補給がまだ足りてない。
 体温が上がらなかったのは、軽いハンガーノック状態だったのかも。

今後の課題
・薬は事前に小分けにしておくべき。
・ダンシングは以前よりは確かに長い距離できるようになったが、
 やっぱり、心拍は上がるし腰も疲れる。
 多用はできないと知った。
・運動中は消化が良く、直ぐにエネルギーになる物を摂取するのが常識だが、
 ブルベでは食べやすいものを食べるのも有りだと感じた。
 腹が減っては戦はできぬ。
 は、やっぱりその通りで、肉類、乳製品でも良いから腹に入れるべきなんだなと。
・寒さに弱いのは致し方ない。
 ウェアは他の人より厚手の物、及び一枚多く携帯しておくしかない。
・革サドルのRevetもダメ。
 穴開き部分の角が裏筋のちょい脇くらいに刺さって、
 さきっちょの感覚が無くなってしまった。

次のブルベはランドネきたかんで初めての400だが、
同じタイムくらいでランドネきたかんのベストを着ている人がいたので、おそらく完走はできるだろう。

関係ないけど、自宅近くのコンビニ。

提灯があるだけだけど、アジアンな雰囲気を出している。