昼寝ができない
体調が悪くて起きているのが辛いので横になって眠ろうとするけど
地獄に引きずり込まれるような、恐ろしく嫌な感じがして眠れない。
夜寝る時にはそんな感じはならず、昼寝だけこうなるのが不思議だ。
日中は辛くても耐えて起きているしかなくて
椅子に腰かけテーブルに伏せる事でやり過ごしていた。
感情がなくなる
うつ病の診断を受けた頃、よく泣いていた。お風呂では号泣していた。
夫の前では心配をかけないように注意していたつもりだが、かなり泣いていたそうだ。
そのうち、気が付いたら悲しいとか嬉しいとか可笑しいとか全く感じない事に気づく。
心がのっぺらぼうになった見たいに何も感じない。
大好きだった漫才を見ても、可笑しくない。
以前は本を読んで感動しては鼻水が止まらないくらい泣いたのに、悲しくない。
感情が動かない状態は恐怖を感じた。
私はこのままどうなってしまうのだろうと・・・
同じような事を経験したブロガーさんから、
「時間はかかるかもしれないけど、戻るから大丈夫だよ」と言われた時は
本当に安心した。経験者からの言葉は素直に信じられた。
この頃、外出先で夫が撮った写真の私は無表情でボーっとしている。
いつの頃からか、クスリと笑うようになり、
今では好きな動画を見ては大声を出してお腹を抱えて笑っている。
そんな私の姿を見て夫は「よくなって良かったねぇ」としみじみと言っている。
最近はドラマを見て涙を流す事もあり、感情は完全に戻って来たと実感している。
今思うと、心がのっぺらぼうの状態は２年近く続いていたようだ。
食事に関して
吐き気が強い時期、食事が辛かった。
嫌な気持にならないで食べる事ができたのが
何故かお寿司とマクドナルドのチーズバーガーだけ。
知人の弟さんがうつ病になり、ナポリタンばかり食べていると不思議がっていたが
私には分かるような気がする。
うつ病改善に良いと言うものを夫が気にかけて食卓に出してくれた
ナッツ・チーズ・バナナ・キノコ類・玄米・鰻・豚肉・レバー・納豆・卵
食欲がなく少量だけだが出来るだけ口にした。
精神面に関しての改善取り組み
自己肯定感が低いとネットでも本にも書いてあった。
鏡を見ながら
・私は私を信じる
・私は私のことが大好きである
・私はとてもステキだ
こう声に出して言ってみると良いとのことで、洗面所の鏡に紙を張り付けて実行した。
大好きとかステキとかの言葉が馴染まないが呪文のように言っていた。
ある日、ひろさちやさんの本に辛い時や苦しい時は
その状況を受け入れて仏様にお任せすればいいんだと書いてあるのを読み
不思議と心にしみて来て、それ以降、呪文は変わった。
・南無そのまんま、そのまんま
・大丈夫、大丈夫
湯船につかって自分で自分を抱きしめながら、何度も何度もつぶやいた。
自分の状態が辛くて、悲しくて、恨めしくて、情けなくて、夫に申し訳なくて
毎晩泣きながら自分に言い聞かせるように呪文を唱えた。
うつになって出来ない事が増え、それを意識しすぎてさらに落ち込む
悪循環を改善する為に出来た事を３つ書く三行日記付ければいいとの情報を得て
すぐにメモ帳に書き始めた。
いつもの時間に起きられた。おふろ掃除が出来た。今日もスワイショウが出来た。
そんなたわいもない事でも記載し自分で出来ている事があるのを確認する作業。
これに効果があったのか実感はなかったが１７年９月から２０年末まで続けた。
記録があったので、こうして記事を書く事ができたのは幸いだった。
うつ病改善への取り組み
ネットや本の情報から、朝散歩（朝日に当たる・一定のリズムでの運動）が良いと
知っていたが、それがなかなか出来ない状態。
長年通っていた整体の先生が太極拳もやっており
「スワイショウ」と言う運動を教えてくれた。
屈伸をしながら手を振るだけの簡単な運動を３パターンで１５分行うだけだが
私には一番効果があったと思う。
天気のいい日は窓辺に立ち、明るい陽射しを感じながら
曇りの日は朝日を想像しながら毎朝スワイショウを行った。
これが朝散歩の変わりになったのだろう。
日中も頭が痛い時は１５分運動すると軽減した。
同じ動作に集中する事も良いとされていたので
頭が重い時や気分がすぐれない時に草むしりをしてみると
症状が軽くなるのが不思議だった。
疲れない程度に短時間で作業する事に注意した。
刺繍も集中できていいかと思い、キットを買って始めたが
これはダメだった。疲れただけで途中放棄。