鶏口舎(けいこうしゃ)な日々

木彫りとレジンで招き猫やお地蔵さんなどを制作している「鶏口舎」です

東京都 亀戸天神 鷽替神事の鷽

2015年01月31日 | 民芸品と郷土玩具

亀戸天神の鷽替神事の鷽
1号2号3号です

亀戸天神
東京都江東区亀戸3-6-1


鷽替神事とは、文政三年 (1820)、九州の太宰府天満宮にならって始められ、
以来毎年正月二十四、二十五に執り行われてます。
前年の鷽を神社に納め、新しい鷽と取り替えます。


鷽は凶事を「嘘」にして吉事に(鳥)替える、又は人々が知らず知らずのうちについた
「嘘」を「誠」に取り替えると伝えられています。
鷽を取り替えることによって一年の吉運を招き、開運、出世、幸福を得ると
信仰されてきました。


1号から10号までの大きさの置物タイプと
一番小さい懐中用があります
1月24,25日にしか買えません


その他、1年中買える、鷽笛、鷽土鈴、他にも鷽カードや鷽お守りが
売っていました
大変な混み用で、2時間並びましたが、やはり手に入れた時の喜びは
大きかったです
2日で2~3万個の鷽が売れるらしいのですが、それは嘘じゃないと、
思いました…
民芸品がこんなに売れるのかと?ただただ驚きました


もっと詳しい事は、近日中に発行予定の鶏口舎新聞に書こうと思います
懐中用の鷽は、一つ、鶏口舎新聞の読者にプレゼントしようと思っています(応募がないかも…)
追記)鶏口舎新聞の発行は、諸事情により今のところ未定です…

寒いし体調も良くないから、行くのは前日まで迷いましたが、行って良かったです
民芸品と郷土玩具の世界に、少しですが明るい未来と希望を感じました
来年は、他の神社に行こうかと思っていますし、いつか福岡の太宰府の鷽替神事に
行ってみたいです

どのくらい混んでいたかというのは、
→ 亀戸天神 うそ替え神事 2015年1月24日(土)

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宮城県 仙台市 堤人形と張子

2015年01月08日 | 民芸品と郷土玩具

張子のうさぎと土人形のいぬ


十二支の張子の首振りうさぎちゃん

たかはし はしめ 工房
宮城県仙台市青葉区中江2-8-5


顔がものすごくかわいい~
和紙の色もデフォルメされたかたちもすてきです
すごく新しい感じがします


土人形は、むかし「おひなっこ」と呼ばれていて、
大変人気があったそうです

堤人形は、今から300年ほど前の元禄年間に、江戸今戸から来た陶工、
上村万右衛門によって創始されたとされている、大変歴史のある郷土玩具です

堤人形 つつみのおひなっこや
宮城県仙台市青葉区堤町2-10-10


土鈴になっています


後ろ姿~
昔からあるかたちと塗りなんでしょうけど、斬新です
キリっとしていて、かっこ良いです


今回は、宮城県に行くという方がいたので、民芸品があったら
お願いします!とお願いしたら、親切にも買ってきてくれました~

やはり、写真で見るよりか実物を見ると、改めて郷土玩具のおもしろさを
感じます
デザインの斬新さに、驚きます
色使いとか勉強になるし、こういうのもアリなんだ!と
ヒントをもらえます
しかし、顔がかわいい~

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兵庫県 須磨張り子

2014年12月13日 | 民芸品と郷土玩具

須磨張り子の吉岡武徳さんの張り子
神戸の「クロワッサンの店」で買いました


ひつじの張り子がいくつかありましたが、私は「子だくさん」
というひつじが気に入りました
顔と雰囲気がなんとも良いです


豆招き猫
かわいい!!
色がいい!!


後ろは白です


大きさ比較ですが、小さい木彫りの猫とだるまが高さ
3センチです


招き猫は猫コーナーに置いてみました

また神戸に行ったら、須磨張り子を買おうと
思います

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長崎凧 ハタ

2014年10月30日 | 民芸品と郷土玩具

長崎のお土産にもらった、ハタ
長崎では凧のことをハタと言います


なんとも洒落たコウモリのハタ


ハタは1600年前半頃に、オランダ船に乗って来たインドネシア人から
伝わった南方系の凧です
模様は、オランダ国旗の赤・白・青を基調とした模様で、船の信号機
などをデザインしたものが多いそうです


こちらのハタは大守屋さんのハタです

大守屋~おおもりや~
長崎県長崎氏古川町4-2


廊下のコレクションコーナーに飾りました


反対側には民族衣装


わりと小さいので、飾りやすいです
しかし、デザインが良い~
お洒落です

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山形県 和紙面ショップ六幸 蔵六張子面工房

2014年09月29日 | 民芸品と郷土玩具

9月29日は招き猫の日
私の一番お気に入りの招き猫は、和紙面ショップ六幸のぞう六さんが作った
招き猫です
当時、病気だった家の猫が治りますようにと思い、買ったのを覚えている


実は、ぞう六さんの山形の工房に2002年の時にお面を
買いに行った事があります
どこかで買ったお面の裏に、ぞう六さんのサインが入っていたので
インターネットで検索して、電話をして行ったのです
奥様と二人で作業をされていて、とても親切にしてくださいました
その後、展示会のお知らせなどをいつも送ってくれていました


似顔絵まで描いてくれて、とても嬉しかったです
何回も引っ越しましたが、ずっと飾っています


ぞう六さんはこちらの本にも載っているのです


カセ鳥人形
とてもかわいい~


家にもあります

ぞう六さんの作るお面や置物は、みんな穏やかな顔をしている
私もいつか、ぞう六さんのようなものを作れるようになりたい


残念ながら、ぞう六さんは亡くなられて、息子さんが二代目を継いだとの事です
後を継いでくれる方がいるという事は、素晴らしい事です
今後の創作活動も楽しみにしています




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