出雲弁講座（初級編）

最近、テニスの錦織圭選手や皇族の結婚式なんかで、やたらと島根県がピックアップされていますね。
実は私、島根県の出雲市の出身でして、非常にうれしい限りです。

少し前までは、「何の影響も与えない県ナンバー1」。鳥取県と間違えられては「砂丘はありません」といった自虐的な説明をしていたんですけどね・・・


今、実家から母親がうちに来ていまして、当然うちに帰ると相手がいるものですから、出雲弁全開で会話をしています。
こちらの人にはおそらく何を話しているのか、まったく解らないようで、うちの子供たちも「日本語じゃないみたい。」と言われています。


そこで、出雲弁の基本的な話し方をお教えします。

まず発音ですが、出雲弁には、「アイウエオ」のうち「イ」の発音はありません。
ですので、出雲では「アイウエオ」ではなく「アウウエオ」が母音になっています。

さらに「エ」の音も厳密には「ウェ」になっていますので、出雲弁では「アウウウェオ・カクククェコ・サスススェソ・タツツツェト」といった具合になります。

そのため、酢飯の上にネタが乗っているのが「オスス」、たむらけんじが抱えているのが「オスス」、煙突にたまるのも「オスス」といったことが起こります。

まあ、これが基本形になります。

これを使いこなせれば、出雲弁らしく話ができるようになりますよ。

あとは、出雲弁独特の方言をマスターすれば完璧です。

次回、中級編講座でお教えいたします。


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