長崎のずんだれ社長の奮闘記

長崎JCOB大木敬介の日記。今は、ながさき100㎞徒歩の旅に関する記事を掲載しています。

全員参加

2020年06月21日 | 2020年 100㎞徒歩の旅のない夏
100㎞の心得の中の一つに

「全員参加」

という言葉があります。



何か1つの事を成し遂げようとする時、

全員が同じ方向を向いている集団は圧倒的に強い。

これは部活動でも、会社でも、当然100㎞でも同じ。

1つの目的(または中間地点としての目標)に向かって引っ張る奴もいれば、後ろから押し上げてくれる奴もいれば、横からみんなが道を間違えないように支えてくれる奴もいる。

中にはちょっとナナメを向いてしまう奴もいるかもしれないけど、そこを修正しながらでも、全員がそれぞれの役割で同じ方向に向かう事で、すごい力やすごいスピード感が出る。

でもそこに反対方向を向いてしまっている奴がいたとしたら、その力はかなりの負担になってしまう。

まぁー、その負担すら成長する為の負荷だと思えれば完全に悪い事ではないのかもしれないけど、、、

でも、全員が同じ方向を向いた時には、明らかにそれまでと違う、目に見えない力が全体を支えてくれる。




全員が同じ方向を向くというのは、実はそんなに簡単な事じゃ無いと思う。

そこで考えた時、「参加」という言葉が、なかなか深い。

全員出席でもなく、全員参画でもなく、全員参加が大事なんです。

日常生活では、どうしても全員出席の方に目がいきがちになってしまう。

打ち合わせや、研修や、大事な会議等々、、、

何か出てない奴が悪者みたいになっちゃう。

まぁー、基本はそれでもいいと思うし、全員出席してくれるのに越した事はないよね。

でもね、みんなと真反対の方向を向いている人が、その大事な会議や研修に出ていたらどうなる?

荒れるわね。まぁー荒れた結果良くなる事も多々あるので、それはそれでいいんだけれども。。。

勘違いして欲しくないんだけど、反対意見を言うなとか、多数意見に逆らうなとか、そんな事を言ってるんじゃない。目的や目標を常に意識して、方向性を間違わないでほしいって言ってるだけ。

つまり言いたいのは、物理的にその場にいる事だけが大事なのではなく、心の方向を整えて「参加」する事が大事って言う事。

そういう見方をすると、全員参画が理想的なんだけれども、多くの人が集まると、それぞれ個々の事情があったり、体調の変化があったり、なんだりかんだりで、常にいつでも全員が中心になってフルに活動するのってなかなか難しい。

だからこそ、全員参加にこだわりたい。出席できなくても、がっつりハマる事ができなくても、同じ方向を向いて関わってほしい。

それさえ出来れば、大小はあっても、目的や目標に向かって進む何らかのパワーや推進力になる事ができる。

みんなの役に立つ事ができるはず。


皆さんは自分が所属している団体や組織で、同じ方向が向けていますか?ちゃんと「参加」ができていますか?

繰り返しになるけど、全員出席、全員参加、全員参画の全部ができれば、もちろんその方がいいと思います。

でもやっぱり、自分のベクトルを整えて、本当の意味での参加をする事が、先ず重要な事なんじゃないかなって思います。



皆さんに語りかけているようで、合わせて自問自答しています。

自分はちゃんと関わっている組織の役に立っているのだろうか?

自分の心をちゃんと整えて、関わった人全てが幸せになれるような、そんな素敵な人になっていきたい。