It's fun to be 60

写真は自分らしく。

江馬小屋谷

2020-11-16 18:12:06 | 日記

三重県、台高山系の江馬小屋谷へ。

山の秋は短い。
休日にどこを訪れるか?
行きたいところはたくさんあれども、すべて行けるわけではなく、
そんな候補地の中から、今回は二年前にドラマチックな光景で、
僕を魅了してくれた江馬小屋谷へ。

沢に入ると、紅葉はジャスト感。



少し怖いところを通過したりして、
目的のポイントに到着。

地質的にはよく知らないが、おそらくここはチャート層。
ということは、海底に何万年もかけて積み重なった層が、地表に隆起し、
そしてまたとてつもない長い年月をかけて、
水に削られ、できたのがここ。



そして僕の好きな、強烈な光と影の世界。





赤みを帯びたチャート。



渓谷の底で岩を見ているだけでもわくわくするのに、



紅葉美し。



そして30分ほどの間、運が良ければ(太陽さんが雲に隠れなければ)、
狭まった谷に光が入ってくる。

その撮影は至難、暗い中で強烈な光がレンズに入り拡散してしまうため、
失敗作がほとんど。



夢中で撮る、撮る。
撮った中に、数枚、良いのがあるか、ないか。



下のは二年前の作品、2019年のフォトクラブ大峰の写真展を飾ってくれた一枚。



これも二年前のその時に撮れた一枚、
この時は雨上がりで、岩からは水滴も落ちていて、最高の条件でした。
写真展には上のを出すか、こちらにするか、随分と葛藤したものでした。



撮影して帰ってきたばかりなのに、また来年も撮りに行かなくてはと思う。

いつもはここを撮影して帰るのですが、
今回は少し上流の観音滝も撮影に行きました。



紅葉の時期ならではの、美しい小さな滝壺でした。



来週ももういっちょう、渓谷の紅葉を撮りにでかけて、それで僕の秋の撮影は終了かな。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kenchama)
2020-11-19 13:15:31
sakeさん、はじめまして。
makoさん繋がりで、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

写真展は毎年、クラブ展が開催されます。
『フォトクラブ大峰』という、紀伊山地を中心に写真を撮っている仲間の集まりです。
インスタもやっているので、興味があればご覧下さい。

https://instagram.com/photo.club.omine?igshid=whn2i3v72gka

8月から写真を始められたのですね。
写真は楽しく、自己満足でよいので、まずは色々と撮ってみて下さいね。

一度行ったところでは、その時に写真を撮ると同時に、方角や光の角度なども確認しておきます。
そうすれば、朝はダメだけど、昼は良さそうとか、わかりますから。
光の有る無しでは、随分と写真は変わりますよ。
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はじめまして (sake)
2020-11-18 21:11:10
makoさんのブログからきました。
makoさんの手帳の表紙のお写真がkenさんの写真とうかがいました。^^
写真展にも出されているのですね。
私は8月にミラーレスを買って写真を撮っています。

お天気だけではなく光の時間も見計らって写真を撮られているということに驚いてしまいました。
フォローさせていただきます。^^
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tangoさんへ (ke-n)
2020-11-17 14:50:12
tangoさん、こんにちは。

江馬小屋谷のこの光景をよく覚えていてくださいましたね。
ここでは、比較的分かりやすい写真を撮ることができるように思いますので、
撮影者のイメージは届きやすいでしょうかね。
紅葉を見せたいなら紅葉を。
岩の存在感ならそういう撮り方を。
シンプルイズベストということですね。

いつも感動をコメントにして届けていただき、本当にありがとうございます。
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makoさんへ (ke-n)
2020-11-17 14:44:49
makoさん、こんにちは。

昨年の写真展の三枚は、自分でもかなり気に入っておりました。
そしてもしかしたらあれが最後の写真展かなと今年の初めは思っていました。
コロナの影響で、今年の写真展は中止になりましたが、
来年はまた三月に行われます。
良い作品が出せるよう、またmakoさんにも気に入ってもらえるよう、がんばりますね。

「希望の光」良いキャプションをありがとうございます。
僕が撮れた写真を見てイメージしていたのは、天岩戸から天照大神が出て来られるような光でした。(笑)
まさに希望の光ですね。
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fukurouさんへ (ke-n)
2020-11-17 14:36:39
fukurouさん、こんにちは。

何時頃に光が入ってくるというのは、狙って行っておりますが、
自然相手の撮影は、運に頼るべき部分も多いですね。
今回は少し雲が多く、陽が陰ることも多かったまで、やきもきしました。
朝や夕景なども光次第でしょう。
だから面白いと思えるのかもしれません。
撮れて当たり前だと、ここまで夢中にはなれないでしょうね。

ぐるぐる、褒めていただきありがとうございます。
黄色いモミジの葉が綺麗でした。
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江馬小屋谷 (tango)
2020-11-17 08:04:03
この光景は覚えています
岩の間から見える向こうの風景・・
光が岩肌を照らしながら心の奥まで
感動を届けてくれます
ke-n様の気持ちを光が運んでくれます
岩を見て感動して、紅葉を見てわくわく・・
伝わります~~♪心の琴線はものを言わなくても伝わるからすごいです~~
絵画には感動は伝わりにくいと思います、私は。
岩からは水滴も落ちていて~~~かすかな静かな音が響てきますよ・・
満足感が伝わります。
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幸せはいつも (mako)
2020-11-16 22:28:04
傍にあります^^♪

こんばんは。
その貴重なお写真が私の傍にあるのですから今更ながら何と幸せなことかと^^v
ありがとうございました♪
1枚のお写真にはやはりストーリーがありますね。
今回はその臨場感たっぷりの文面からドキドキしました。
ke-nさんが無心に夢中になられてシャッターを切られる様子まで目に浮かんできました♪
やはり、いただいたお写真が一番好きですね。
光が岩肌を暖かい色に染める瞬間ですね。
「希望の光」とキャプションを私なりに♪
僭越ですみません^^;
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岩の間から (fukurou)
2020-11-16 18:45:25
ke-n様
こんばんは。
黒々とそしてどっしりとした岩のすき間からのぞく紅葉が美しいですね。
岩肌が見えている所はさすが、計算しつくされていますね!
やはり光が差し込むかどうかは、運しだいと言うことでしょうか?
毎年同じように自然は微笑みかけてくれませんね。
手前の黄葉した葉と奥の水の流れの間の、ぐるぐるがとても素敵ですね。
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