阪神 接戦の延長制す

　阪神が延長戦の末に競り勝った。３－３で迎えた十二回に
鳥谷、坂の適時打で３点を勝ち越した。４番手の安藤が３勝目。
十二回は福原が反撃を２点に抑えて逃げ切った。
　中日は好機で攻めきれず、十二回もあと一歩だった。

巨人優勝M３９が点灯

　首位の巨人が４連勝し、優勝へのマジックナンバー「３９」が
今季初めて点灯した。
　巨人は０－４の六回に高橋由が適時二塁打を放ち、七回に長野の
２点適時打で１点差とすると、八回は失策を足掛かりに失策とボーク
で２点を挙げた。救援陣の好投も大きかった。
　自滅の広島は３連敗で４位に転落。

虎 救援陣好投

　阪神が競り勝った。０－０の十一回無死一、三塁から
俊介が適時打し、これが決勝点になった。秋山が６回
無失点。救援陣も奮闘し、久保が３勝目。福原は５セーブ目。
　広島は好守を連発し、投手陣も粘ったが、十一回に
今村が崩れた。

藤浪６回零封７勝目

　阪神が５カードぶりの勝ち越し。巨人戦初登板の藤浪が
走者を出しながらも６回無失点で７勝目を挙げた。打線は
一回に新井貴の右前打で先制し、７回は大和やマートンの
適時打で５点を奪った。
　巨人は零敗で５カードぶりの負け越し。

巨人競り勝つ

　巨人が競り勝った。２－３の六回、村田の適時二塁打で追い付き、
七回に中井のソロで勝ち越した。八、九回のピンチは小刻みな継投
でしのいだ。
　阪神は能見がリードを守れなかった。