渡部 日本新で女王

　競泳の世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権第４日は
１０日、東京辰巳国際水泳場で行われ、女子２００m個人メドレー
は渡部香生子（JSS立石）が自身の日本記録を更新する２分９秒８１
で３連覇した。渡部は５０m、１００mの平泳ぎと合わせて今大会
３種目を制した。

前田７回零封 初勝利

　広島が連勝した。１回無死一、三塁から丸の二ゴロの間に先制。
この１点を先発の前田から中崎、ヒースで締める継投で守り抜いた。
前田は粘り強く７回無失点で今季初勝利。
　巨人は菅野の力投を援護できず、今季２度目の無得点に終わった。

大谷が好投 １１奪三振

　日本ハムが４連勝。１－２の七回２死一、三塁からハーミッダ、レアード
の連続適時打で３点を奪い逆転した。大谷は立ち上がりに苦しんだが、７回
２失点、１１奪三振で開幕２連勝。
　オリックスは救援陣が踏ん張れず、今季２度目の３連敗。

阪神逃げ切る

　阪神が逃げ切った。二回に福留の中前打で先制し、四回は梅野が
２点二塁打。１点差の八回も梅野の二塁打で貴重な追加点。８回
２失点のメッセンジャーが初勝利を挙げ、呉が３セーブ目。
　巨人は菅野が制球難。打線もつながりを欠いた。