▲僕のMINI、ケロケロ号Mk-IIのシフトはマニュアルトランスミッションです。で、前のオーナーがウッドノブに換装していますので、この通り渋いウッドノブが付いてます。
かっこいいんですが、これちょっと難点が。つるつるしてるので特に寒くなってきて手が滑る時があるんですね。国産車のように柔らかなシフトチェンジではなくて、割とガッチャガッチャやらないといけないので、手が滑るというのは困ってしまうわけです。
元々付いているROVER MINI純正のプラに合皮巻きのシフトノブは使い勝手からすると良くできているんです。でも、それは交換されたため僕のMINIには付いてないし、予備としても付属してきませんでした。
さて、滑るというのは表面のつるつるにも起因しますが、設計上の課題でもあります。そうMINIはイギリス人向けに作ってあるわけですから、日本人より手(腕)が長いんです。日本人は足だけでなく腕が短いんで、少し腰を落とした座り方をしないと前側(奥側)にレバーを倒した時にほんのちょい届きにくいんです。全然ダメということではなく、微妙に届きにくいという感じ。だからつるっと滑っちゃうときがあるわけです。
▲そこでこれを。この「クラシックミニ RACING GEAR シフトエクステンション30」。これはですね、30mmシフトレバーに継ぎ足しをするものです。これによく似た製品で80mm継ぎ足してしかも「く」の字に曲がっていて10mm手前にできるものもあります。でもそこまでしなくても3cm長くなったらいけるだろうと思いました。あんまりノブが高くなっても狭いMINIの車内ではじゃまになるかもしれませんし。
▲Amazonで注文しましたらすぐに届きましたので早速装着。なんとウッドノブの下の部分は筒状になっていて、このエクステがすっぽり入ってしまいました。つまり継ぎ足したエクステが見えない。ぉお! これはかっこいい! まるでシフトノブのシークレットソールです。某浜村淳も真っ青ですね。ただ1回入れてしまうと今度抜きたくなったら大変ですが(笑) まあ、僕の腕がこれ以上伸びることは、悪魔の実でも食べ「ゴムゴムの~!」ってならない限りないでしょうし、これでいいか。とにかく使いやすくなって、見た目も不格好でないのでこれでOK。80mmでくの字タイプだったら使えなかったかもしれないですね。やっぱり3cmでも伸びたら手も届くし、そうすると滑ることもなくなるということで一件落着。