日々是好日

 人生は筋書きのないドラマです。
今日はどんなドラマになるでしょうか?

 平安卿 世界救世教

2014年04月20日 | 日記

平安郷は、京都市の中でも、特に平安時代の面影を今に残しているといわれている嵯峨野にあります

このあたりは、京都府から「歴史的風土保存特別地区」に指定され、美観とともに歴史的風情が保たれているところです

京都特有の柔らかな山並みの麓、古来観月の名所として大宮人が歌にうたったという広沢池です

嵐山を臨むこの一帯の地域は、複合的に醸し出す穏やかな雰囲気が今も大切に守られているのです。

小川のせせらぎで「春に小川」の唱歌が思い出されます

教祖・岡田茂吉は、昭和26年から29年の間に、関西を巡教されました。嵯峨の清凉寺を拝観し法然院へ向かう途中、広沢池のほとりを通りかかったおりのことです。その瞬間教祖は急に車を止められ、この地を一目見てお気に入りになられ、「いずれ京都にも地上天国を造らなければならないが、この辺がいいな」という意味のお言葉を発せられ、土地を手に入れるように指示されました


   御室仁和寺

2014年04月16日 | 日記

世界文化遺産登録で御室御所とも呼ばれます. 

御室とは、宇多天皇が仁和寺内に御室(住居)を営み、法務の 御所とされました

「御室御所」は徒然草に登場する「仁和寺にある法師」の話は著名です

京都市内一遅咲きの御室桜は樹高約2mと低いため、目の前で桜を楽しむことができます

仁和寺の桜の品種はほとんどが「有明」で、「御室有明」は半八重のもので、佐野藤右衛門により増殖されて広まりました

地を這うように咲き、目前で楽しめます


復興 嵐山 渡月橋

2014年04月13日 | 日記

渡月橋は承和年間(834年 - 848年)に僧、道昌が架橋したのが始まりとされます

亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と述べたことから渡月橋と名付けられました

橋脚と橋桁は鉄筋コンクリートだが、欄干部分は景勝地である嵐山の風景にとけ込むよう木造になっています

実にのどかな風情です

現在の位置には後年に角倉了以が架けたとされます

昨年の台風で流失寸前の渡月橋ですが、見事に復興しました

 


 琵琶湖疏水

2014年04月09日 | 日記

京都にとって琵琶湖の水を引くことは昔からの夢でした

3代京都府知事北垣国道は、明治維新による東京遷都のため沈みきった京都に活力を起こす,琵琶湖疏水の建設に取り組みました。

大津京都間の測量,東京の工部大学校を卒業した田邉朔郎氏を土木技師に採用するなどの準備を進めました。

 琵琶湖疏水は着工から5年後の明治231890)年に完成,水力発電を採用し,新工場,路面電車も走り,京都は活力を取り戻しました。

琵琶湖より京都への水運ができ九条山より蹴上は標高差が急勾配であるためインクラインに三十石船を台車に載せて上下させました。

桜回廊十石舟が運行され、散り際には水面が桜の花びらで覆われ、花びらが舞い散る風情が素晴らしい。


 


  佐野藤右衛門邸のしだれ桜

2014年04月05日 | 日記

現当主、佐野藤右衛門さんは代々、藤右衛門を襲名して16代目を数える嵯峨の桜守です

 15代藤右衛門が育てた円山公園の枝垂桜は「祇園の夜桜」として親しまれています

佐野籐右衛門邸は個人のお庭で、桜の季節に一般 開放されます

 佐野籐右衛門邸は、一条通りは広沢の池東にあります

日本経済新聞「なんでもランキング」一位「嵐電北野線」鳴滝駅近辺です

線路の両端にソメイヨシノ70本、ライトアップされます


御所のしだれ桜

2014年04月01日 | 日記

京都御所は、その古来の内裏の形態を今日に保存しているので大変由緒があります

現在のものは安政2年(1855年)の造営であります

京都御所を囲む周囲約4kmで、市街地のほぼ中心に位置し、交通も大変便利です

清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができます

春と秋の年2回一般公開が行われ、今年は9日から13日までです

このあたりが近衛家の屋敷がありました。御所炎上の際には仮の皇居になりました

 

糸さくらの名所で、孝明天皇は「むかしより名には聞けどもきょうみればむべめかりせぬ糸さくらかな」と詠まれました