K-hiro's essay

設計士K-hiroのひとりごと

土地探し

2007-09-30 15:30:33 | Weblog
設計者のサガでしょうかで書いた設計費の厳しい建築主さんの土地探しはじめました。こういう建築主と書くのも大変あのでこれからA夫妻で書いていきます。
Aさんの土地探しを始めたのですが、一つ条件に合いそうな物件があり見に行ってきました。
自分でここに住むとしたらと考えると、まず周辺の環境を考えます。隣近所などの方々とのお付き合いは避けて通れないので、それとなく年齢層はどれくらいなのか?どの年齢位の子供たちがいそうなのか?などに注意して、その次に土地の東西南北はどんな景色になるのか、道路はどこにつくのか、日当たり風通しなどは良いのかなどを検討材料ににて土地を見ます。
条件的には悪いとこではないなと感じました。
見てきた後、A夫妻に連絡したところ奥さんは見に行ってきたそうで感触は良さそうでした。
来月一緒に見に行く機会を作りましょうという話になりました。

引き続き

2007-09-28 00:23:52 | Weblog
今日も昨日に引き続き建築費の検討で1日がすぎました。
なのに何故か頭の片隅には低価格の建築の事を考えている自分がいます。
建築費の削減の資料など調べている時などに、この材料ならコスト押さえられるかななんて考えてみたりしてしまします。
プランを考えることの方が楽しいんですね。きっと!

たいへんだ~

2007-09-27 03:08:49 | Weblog
昨日は予算のない設計について書いたけど、今日は建築費の見積りで苦しんでいます。
「もっとそぎ落とせるところはあるはず」などと言っておきながら今日は予算が合わずにどこで減額して良いやら頭を悩ませています。
ない頭しぼって数日かけて減額案に取り組むしかない。
現実は厳しい~
見積もりのことで頭が一杯なので今日はこのへんで・・・

設計者のサガでしょうか

2007-09-26 00:55:56 | Weblog
設計料も出そうにない厳しい条件の設計以来に異様に燃えるのは設計者のサガなのでしょうか?・・・こんな事をいうと妻には怒られそうですが。
「予算はこれしかないのです。設計事務所に頼めば設計料が建築費以外にかかるのはわかっていますが、お願いしたいのですが。」などといわれると、「確かに難しいですね。でも、最初から諦めていては何もできません。一緒にがんばりましょう。」みたいに受け答えしてしまいます。
上記のような言葉は、設計者にとって殺し文句なのかもしれません。困難なものに立ち向かいたくなるのは何故でしょう。
たぶんそこには今の建築コストは高いのではという思いが自分の中にあるからでしょう。
もっとコストダウンできるところはあるはず、住むための住宅とはどんなもの、もっとシンプルな建築ができるはず、など問いかけることがいっぱいあります。

建築主と一緒にどうしたら住み心地の良い家を建てることができるか考えていけることは私に取ってとても心地よいことなのです。

今日は運動会

2007-09-22 18:19:57 | Weblog
このところ夏日を思わせる日々が続く中子供たちの運動会がありました。
今日も暑くなりそう~
かけっこ、大玉送り、騎馬戦、綱引きと自分たちも子供の頃行っていた
競技はもちろんありますが、各学年ごとの発表物があります。
これはとても見物ですね。子供たちは練習に大変でしょうけど父兄は
楽しいです。
長女は沖縄エイサー(写真掲載)、次女は京炎そでふれ・・どちらも
我が子ながら立派に踊っていました。カッコイイ~
後何年こんな姿みれるかな

季節を感じる洗面て?

2007-09-20 21:39:32 | Weblog
パブリックトイレの洗面手洗いで、季節感を感じられたり、楽しさ、優しさ、癒しなどを感じられるものができれば楽しいかなと考え施主に提案した手洗いがあります。
先日、東京から来飯した方が使用して「こんなの東京では見たことない。」「おしゃれだね」とコメントしてくれたそうです。
使い勝手はもちろん、提案が認められるのはとてもうれしいことです。
デザインて、喜んでもらえてはじめて良いデザインといえるのでしょうね。
依頼した方もデザインをした方も皆幸せな気持ちになりますよね。

発想を変える

2007-09-18 23:59:34 | Weblog
今日、設計打ち合わせをしました。
その中で、畳敷きの8畳の部屋に関して施主より話がありました。
畳敷きの部屋は和室というイメージから離れられず、和室には床の間が
必要、押し入れが必要、建具は障子戸と決めつけてしまい、その考えから
設計者にこうして欲しいとの要望しか出せなかった。
それをあるきっかけで床が畳みであるだけで、何も和室という固定観念を
持つ必要はないと思えた。
そうすることで、床の間は飾り棚に考えられ、押し入れはクローゼットでもあり
物入れでもあると考えることができ、洋室的な用途で使ってもおかしくないと
思えるようになった。・・・というものでした。
このことで設計者は、固定観念を変えてあげるのも設計者の役目とあらためて
思いました。
実は、自分は最初から和室の考えはなく提案していましたが、それがうまく
伝わっていなかったようです。上記した内容は、これまでの打ち合わせ時に
説明をしてきたつもりでしたが、伝わっていなかったようでした。・・・
設計者の考えていることをうまく伝えられるように理解してもらえるような
打ち合わせをしなくては   がんばろ!

空間て!

2007-09-17 22:43:57 | Weblog
今日、部屋の天井の高さについてクライアントより質問されました。
天井の高さっていつの頃からかどの部屋(狭い部屋広い部屋)でも
2.4mで作られるようになりました。その天井の高さを2.7mに
すると工事費が高くなるのかとの質問でした。
その質問には、材料費の量が増えるのでその分は高くなるけど手間賃
などはそんなに変わらない。と・・・・
なぜ部屋の大きさに関係なく天井の高さを同じにしてしまうのでしょう?
部屋を3次元で考えると狭い部屋で高い天井にすると上に間延びした
感覚を覚えるだろうし、広い部屋で低い天井にすると横に広がりを感
じるだろう。
部屋を何に使うのか、どのような空間にしたいのかによって、天井の
高さはいろいろと変わってこなければいけないのです。
設計する上で天井の高さはしっかり考えなければいけない要点のひとつ
と考えています。

ファサードがみえてきた

2007-09-14 11:55:22 | Weblog
S邸の正面ファサードができあがってきました。
両隣には家が建っているので正面がこの建物を表現する場になります。
切り妻の単純な大屋根形状とベランダの壁の表情で表現することになります。
あまりきつい色は使用せず外壁材の質感と屋根の質感で勝負です。
周辺環境の配慮と調和を考えるのも設計の一つです。
先に住まわれている方々に新住居人としての心遣いが感じられるように。
(都市部では周りの環境はあまり気にしない建て方をして地域住民から問題に
 されたとニュースにもなっていましたね)