TVの特番で「食糧危機」についての放映をしていました。
日本は60パーセント以上を輸入に頼った食料で日本人の「食」を
満たしています。よく耳にしますよね。
世界的にも発展途上国は食料危機に見舞われているのもよく観たり
聞いたりします。
日本でも自給率を上げることは可能なのでしょうけどそこには
「コスト」という問題が大きく立ちはだかっているようです。
建築業界にも同じようなことがあります。
最近「地元の木を使って家を造りましょう」とか新聞などに掲載さ
れているのを観たことがあると思います。
家の構造(骨組)に今までよく使われていたのは「輸入木材」です。
これも「コスト」という問題で国産材より輸入材の方が安かったから
です。ですが、輸入材も底をつき不足しはじめています。
そこで国産材の価値が上がってきました。実際には国産材と輸入材の
コスト面ではほぼ並行になってきているのが現状です。
コスト面で同じであれば輸入材より国産材を使用したいと誰しも思う
のではないでしょうか。
地産地消が進めば各地域での住宅の表現方法も変わってきます。
その土地で取れた土で瓦を焼きその土地で取れた木材で家を建てるな
どしていけば自然と土地柄は現れるでしょう。
「建築も食も出来るところは地産地消で」回していけるといいですね。
消費コストは上がっても人件費コストは停滞気味です。
満ち足りた生活をしていながら生活は苦しい
本当の豊かさを求めていく時代になってきました。