K-hiro's essay

設計士K-hiroのひとりごと

夏バテ

2008-07-31 23:13:01 | Weblog
昨日・今日と日中も少し暑さが和らいだように感じます。

でも真夏日はまだまだこれからも続きそう

なぐ涼しく冬暖かい家っていいね

地産地消

2008-07-16 22:23:36 | Weblog
TVの特番で「食糧危機」についての放映をしていました。
日本は60パーセント以上を輸入に頼った食料で日本人の「食」を
満たしています。よく耳にしますよね。
世界的にも発展途上国は食料危機に見舞われているのもよく観たり
聞いたりします。
日本でも自給率を上げることは可能なのでしょうけどそこには
「コスト」という問題が大きく立ちはだかっているようです。

建築業界にも同じようなことがあります。
最近「地元の木を使って家を造りましょう」とか新聞などに掲載さ
れているのを観たことがあると思います。

家の構造(骨組)に今までよく使われていたのは「輸入木材」です。
これも「コスト」という問題で国産材より輸入材の方が安かったから
です。ですが、輸入材も底をつき不足しはじめています。

そこで国産材の価値が上がってきました。実際には国産材と輸入材の
コスト面ではほぼ並行になってきているのが現状です。

コスト面で同じであれば輸入材より国産材を使用したいと誰しも思う
のではないでしょうか。

地産地消が進めば各地域での住宅の表現方法も変わってきます。
その土地で取れた土で瓦を焼きその土地で取れた木材で家を建てるな
どしていけば自然と土地柄は現れるでしょう。

「建築も食も出来るところは地産地消で」回していけるといいですね。

消費コストは上がっても人件費コストは停滞気味です。
満ち足りた生活をしていながら生活は苦しい
本当の豊かさを求めていく時代になってきました。


自然エネルギー

2008-07-15 23:22:43 | Weblog
化石燃料の高騰で今後ますます自然エネルギーへの関心は
強くなるでしょう。

そんなおりニュースで風力発電の風車から発生する低周波
による被害が出ていることが報道されました。

新しいエネルギーを求めるとき良いことばかりではなく
障害も発生するものと認識しました。エネルギーだけでは
無く人間が便利な生活を得るために発明してきたものほと
んど全てに何らかの障害はついてきています。

その障害と人間はどう向き合い解決していくのかが大事に
なってくるのではないでしょうか。

その障害を乗り越える知恵もまた人間は持ち合わせている
と信じたいです。



バランス

2008-07-10 23:21:58 | Weblog
最近でもないか。新聞や雑誌やTVCMで「体はバランスが大事
栄養補助食品取りましょう」という言葉を読んだり聞いたりしま
す。人間のバランスに関してはここで書くつもりはないですが、

そういえば「建物ってバランスが大事」と建て主との打ち合わせ
などの時によくいっていますがいまいち反応が良くないみたいで
す。

バランスが大事というのは耐震に関しての時に良くだします
がそれ以外でもバランスの良い建物は綺麗です。

話を戻して耐震で耐震等級1ではなく2にしてくださいとか3にし
てくださいとかいわれるのですが、それらも間取りプランのバラ
ンスが悪いといくら強くしても半減?とまではいいませんが良い
事ではありません。

バランスの良い耐震壁配置や開口部や間取りが大切でしょう。

日本には良い見本があります。五重の塔です。
バランスも良くとても綺麗です。
地震国日本で何百年も建っています。

バランスはとても大事な事ではないでしょうか

玄関

2008-07-07 23:30:39 | Weblog
日本の住宅は地面と床との差が60cmほどあります。

湿気の多い日本では床下を空気が通るようにして湿気から
建物を守る。ほかに、害虫(シロアリ・ムカデ・ネズミなど)
から建物を守る。

そのために地面より高くなっています。

人間の行動から考えると60cmというのは1回で登るには
とても大変で2段から3段で登らなければなりません。

では、どうすれば良いでしょう。

1つには玄関へと導くアプローチを長く取りスロープにして徐々に
登っていくという手があります。これにより、上り下りは楽に
なること。玄関までのちょっとした招き入れのためのおもてなし
(装飾など)ができること。

家への招き入れの出入口である玄関はただ出入りするということ
だけでなく家との段差解消や招き入れるためのおもてなしをする
ところやその家の顔でもあります。

ちょっとした心使いが必要な場所ではないでしょうか。



きっと意味がある

2008-07-04 23:42:46 | Weblog
建築の話では無いのですが。

地産地消の一つの試みとして参加している焼酎造りの会
でお世話になっている地元の酒蔵さん主催の「七夕まつり」
に参加したときのことです。

小中学校の1年後輩に声をかけられたのです。
こちらもすぐにわかりました。中学校以来なので20年ぶり
以上になります。後輩は「きっとわかってもらえないだろう」
と思ったといっていましたがそんなことなくすぐわかり喜んで
くれました。

これだけなら「きっと意味がある」って何?でしょう。

それは、その後輩の義姉につい2週間ほど前にあったばかりな
のです。こちらも同じく20年ぶり以上になります。

彼女は私の1つ先輩にあたります。

先輩後輩に短い期間の間に会うことはあるでしょうが、今回は
彼女(義姉)にあったとき「そういえばあの後輩が義妹だったな」
と思い浮かべていたのです。

義理とはいえ姉妹に会うというのはそうはないでしょう。

この再会には「きっと意味がある」と考えてもよいのでは。

今後の進展が楽しみです。きっと良い交友関係になれる!!


小物収納

2008-07-03 22:50:38 | Weblog
住宅で家族写真や旅行したときの記念品など小物品が年を
重ねるごとに増え、テレビの廻りなどに置かれている光景
を見かけます。

こうした記念品はどんどん増えていくものです。

それを飾っておく場所をある程度設計時に考えておく事は
必要ではないでしょうか。

きっといくら作っておいても足らなくなるはずです。
でも、設計時に考えておくことである程度整理できると
思います。

いったいどんな所に作ったらよいでしょう。

たとえばの提案ですが

間仕切壁といわれる部屋と部屋を仕切っている壁には
建物を支える耐力壁になっている壁以外のものがあります。
その間仕切壁の中は柱の大きさ10.5cm~12.0cm位の
空洞になっています。
その部分を利用して飾り棚を作ってみてはどうでしょうか。

そんな工夫をしていくと結構スペースってとれるものです。

キッチン収納は

2008-07-02 00:40:46 | Weblog
住宅の台所にはシステムキッチンが主流になっています。
ていうかほとんどがシステムキッチンです。

システムキッチンはとても良いものだと思います。
仕様性能で考えるととても良くできています。

すばらしいということは認めた上での話なのですけど

まずオールマイティーすぎて個々の家庭にと考えるとちょうど良い
システムキッチンというのが見つかりません。性能はどれもほぼ
一緒で金額的には材質なりより高機能のものになっているのが高額
なっています。

私が住まう方々に考えて欲しいのは、キッチンの使用用途は何か
ということです。

キッチンの最大の使用用途は、食事の支度です。それを如何に効率
良くできるかが最優先されるべきではと思います。

(毎日家事をしない男の考え方かもしれないのですが)

必然的にキッチンは料理をするのに使い勝手がよいものが一番いい
ように思われます。

見せるキッチンより使い勝手がよいキッチンの方が使う主婦には
ストレスが無く良いのではないのでしょうか。

キッチンも無駄を省き使い勝手のよい形と考えるのが必然と思います。

ただ、男性が交通手段として使う車を「ドレスアップ」したりすること
の愛着心は私も男なのでわかります。それを家事を毎日する主婦に置き
換えてみると「キッチン」が主婦の車と考えられ、ドレスアップしたく
なるのもわからないではありません。

でも、毎日の事ですから使いやすい方が断然良いように思います。

使いやすいということは、見栄えだけ綺麗にするので無くクローゼットで
書いたように台所用品が露出していた方が使用勝手は断然いいのです。
それをどのようにデザインできるかは設計者と使用者が充分理解して
使うことで解消できると思います。