哲学日記

読書の仕方

(ショウペンハウアー みずから考えること 石井 正訳)から引用します。
 
 
紙のうえに書かれた思想は、一般に、砂にのこる歩行者の足跡のようなものにすぎず、なるほど、その人のとった道はわかるけれども、その人が道すがら眺めたものを知るためには、だれしも自分自身の眼を用いなければならない
(引用終)






 その著者の足跡を、自分自身の足でできる限り丁寧に一歩一歩たどって歩いてみる。その人になったつもりで(このつもりを真剣にやることが大事だとおもう)

すると滅多にない事だが、紙のうえに直接書いてなくても、その人が道すがら眺めたに違いないものが、自分の眼に見える瞬間が来る。


この時、一種のヴィパッサナー実践になっているとおもう

これこそが読書の醍醐味だ。



大量の流行本をななめ読みする輩の知るところではない。






[おまけ]

 梶 芽衣子。
『女囚さそり』シリーズ、近所の東映映画館で何本か観たなあ。内容はもう忘れたけど。
 当時、映画館が宣伝のために大音量で流してた挿入歌「怨み節」が、家の中に居てもはっきり聞こえてきて
これに誰も文句いわなかった。時代だよなあ~
いまだに耳の底に残っている。


「キル・ビル」で聞いた時(あ!…あの曲だ!)と数十年ぶりに思いだした。

女囚さそり けもの部屋文字をクリックしてYouTubeで見てください。





 
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