(Wikipedia)『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
[ストーリー]より抜粋引用
ティム・レイクはイギリスのコーンウォールに住む若い青年である。21才になった時、父から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられる。…
…父は毎日を二度過ごせと言う。最初は普通に過ごし、二度目も同じように過ごせと言う。最初は緊張や不安のために世界の素晴らしさに気付かないが、二度目には楽しめると言う。ティムはこの忠告に従い、一度目で後悔した行動を二度目には改善することで仕事も友情もより良きものになっていく。…
…今ではティムは毎日を一度だけ過ごし、二度目であるかのように楽しんで今日を生きている。
(引用終)
映画『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』未公開シーン(アビーロードの渋滞)
ティム・レイクの独白
「父さんは幸せになるための秘密を教えてくれた。二つある秘密のうち一つは、普通の生活をしなさいというものだ。他の人たちと同じように。
父さんの秘密の二つ目は普通の日常をほぼ同じ過ごし方でやり直すこと。
一回目は気がかりなことがあったりして、日常の素晴らしさに気づけなくても、二回目なら 気づける!」
「僕はもう過去には戻っていない。昨日にさえも。
僕は毎日を生きている。まるでその日をやり直した時のように 楽しんでいる。
とんでもなくありふれた人生の、今日が最後の日だと思って」
これは、ヴィパッサナーの生き方そのものだから、タイムトラべラーじゃなくてもできる。
主人公ティム・レイクもエンディングでタイムトラベルせずに普通に生きるている。
かれは「今ここの気づき(サティ)」の実践者になったことで、もはや過去に戻ってやり直す無駄をする必要がなくなっているからだ。
「アバウト・タイム」 リチャード・カーティス監督 記者会見/前編 【Tokyo Borderless TV】
「アバウト・タイム」 リチャード・カーティス監督 記者会見/中編 【Tokyo Borderless TV】