「37歳で医者になった僕」第6話
ー僕が医者になった本当の理由ー
祐太の過去は初回からだいたいはわかっている感じだったから、実は先週の予告時点では、期待しつつも、今更本当の理由かぁ、ってことも思っていた。
でも、予想通りの部分もありながら、今回は満足感が予想を超えた!
サラリーマン時代の紺野主任がカッコいい!ってゆう大満足感も含めちゃうけど。(笑)
医者になった理由を語るとき、医者は病気や怪我を直して人を助けることだけを考えればいい、シンプルに生きられると思った、という祐太。
佐伯教授曰く「中島先生のようにシンプルな連中は利益だの出世だのを一番に考えるから扱いやすい」
”シンプル”という言葉での対比が印象に残った。
下請け会社の倉田さんが亡くなった時点での祐太は、僕のせいじゃない、悪いのは会社で上司の指示通りにやっただけだった、と思っていたことや、倉田さんの葬儀のあと、会社ではなく自分に失望したけど、それでも会社を辞める勇気はなかったこと。
瑞希への語りと回想シーンで、祐太の心情が凄く伝わってきた。
それは初回で入っていた回想シーンともピッタリ合った。
すずの事故がなかったら会社に残っていたと思う、僕はそんなに立派な人間じゃないから、きっかけがなかったら人生をやり直そうなんて考えなかった、っていう言葉も深いな。
初回では途中で「結局会社員時代と同じか」って迷っていて、すずの励ましで、「自分の理想を貫きたい、自分が変わるために医者になった」と再度決意した流れに改めて納得、2話での失敗にめげてない感じも、今思うとすごくうなづける。
3話と4話での医者として新たに出てきた迷いを、やり直した自分として克服、5話での、仕方がないからってあきらめずに勉強会決行も、もちろん新しい自分だからできたこと。
ドラマテーマはリスタートだったんだよね、うん、ずっと繋がっている。
病院が舞台だから私は医療関連での見せ場を期待していたせいか、5話までの内容にちょっとモヤモヤ部分もあったんだけど、6話を見たあとだと今までの感じ方と少し変わってる。
初回からずっと続けて見返したいー、時間なくて無理だけど。
谷口先生はまるっきりダメダメだったけど、自分に自信持てないことや紺野先生への嫉妬等、そうゆう気持ちになっちゃうことあるよね、ってことがわかって、極端な描き方でもあまり気にならなかったし、最後は唐黷ス人を救うことができてホント良かった。
ファーストキスが、って泣いたのは照れ隠しだと思うなぁ。
冒頭から下田先生が谷口先生を心配してて、だからこそ本気で怒ったことも凄く良かったし、瑞希の「しっかりしなさいよ、谷口」っていう呼び捨ても最高!(笑)
倉田さんの息子さんとのシーン、浅利陽介さんはやっぱり期待通りに良かった。
「あなたのこと一生許せない思います。でも、親父の墓に報告はしておきますから。紺野さんも新しい場所でがんばってる、ってこと。」って言葉にジーンとした。
祐太の表情と深々としたお辞儀にウルウル。
最後のシーンと予告、どんどん次回が待ち遠しくなってるぞ!
瑞希は多分祐太に惹かれてるところはあると思うけど、すずがいるのに気持ちを出すことはしないと思うし、祐太もすずをないがしろにするはずないと思う。
私は瑞希が大好きだけど、祐太とは恋愛を意識して欲しくないなぁ、同志という感じで気持ちが通じあっていて欲しい。
祐太とすずは、初回の様子と少し違ってきて、お互いにどこか負い目を感じているような描き方になってきたように思う。
公式サイトのイントロダクションに書かれている”人生をやり直したいから決意する『素直な自分』”ってことにも関係するのかも?
ミムラさんがインタで言われてる”恋人という関係で終わらない人間同士のぶつかり合い”に期待したい。
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久々にチャコちゃんと挨拶
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