「37歳で医者になった僕」case9
ー医者も一人の弱い人間という現実ー
”外来で佐伯教授が診断ミスして、それに俺と新見先生が気づかなくて伊達さんを死なせたっていうのが事実っすよね”
多分誰もがそう思っているんだろうけど、ご遺族に診断ミスと伝えられない、その対応は必ずしも絶対的に悪というわけではないように私は思ってしまった。
新見先生の心情もわからなくもない。
伊達さんが入院後すぐ検査受けてても多分手遅れだったとは思うけど、検査拒否は嘘ではないし。
階段落ちは下田先生の軽い怪我だけで済んだけど、あのとき2人かどちらかが重傷だったらどうなっていたかとも思うし。
医療ミスを明らかにして佐伯教授だけを糾弾しても伊達さんの命は戻らない、今後また悲劇がおこらないように原因解明が必要だと思う。
森下先生は、多分自分が権力を持つことによって患者の治療体制向上を進めていこうと考えているんだろうと思う、そのためには佐伯教授に学部長になってもらう必要があるってことだろうか。個人のミス解明より医療システム向上を重視しているのかも。。
下田先生の正義感は清々しくてカッコ良かったけど、絶対的に正解ってことでもないようにも思ってしまう。医療訴訟になっても医師の過失証明って難しいみたいだし。
佐伯教授の”厄介な病気を背負い込んだ患者が不運だった”っていうのは不快ではあるけど、そうゆう考え方もあるだろうなぁ、と思う。
すずが祐太の口封じに使われたってのは違和感、脅しって言葉も嫌だった。
プロメ[ズの回では、受け入れるという言葉に感動で、すずが失声症で手話を使っている設定は意味深いことだと思ったんだけど、すずが命に関わる病気って設定は好きじゃないし、病院内の問題をすずにからめて展開して欲しくなかったなぁ。
日曜日から義母の体調が悪くなってしまって気分沈みがちの上に、医者ぼくは今回正直スッキリしなくてガックリ。
やっぱ祐太が活躍するとこ見たいわけですよ。爽快感欲しいよおぉ。
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