六日のあやめ

読書記録('18.4月) 

'18.4月読書記録
初読(2)+再読(4):6冊・コミック1冊

4月に文庫化発売された伊坂幸太郎「火星に住むつもりかい?」
伊坂作品は必ず買うからいつもはすぐ本を持ってレジに行くけど、この作品は「平和警察」が浮「んだよなぁ、と思いながらその場でパラパラとページをめくっていたら、解説がぼくのりりっくのぼうよみさんでビックリ。
剛くんと慎吾くんのユニット“SingTuyo”が歌うキャノンCMソング「KISS is my life.」の作詞・作曲が“ぼくのりりっくのぼうよみ”さんと発表されてすぐだったから、別に楽曲提供と本の解説が関係あるわけではないけどそのタイミングに驚いた。

福岡では遅れ放送でいつになるかわからないけど「ゴロウ・デラックス」に「屍人荘の殺人」の著者今村昌弘出演氏が出演とのこと
私は残酷シーンが苦手で正直満足感少ない作品だけど、どんな方なのか興味あって楽しみ。

読書メーターより

4/23【火星に住むつもりかい? (光文社文庫)/伊坂 幸太郎】
(再読)文庫本解説が“ぼくのりりっくのぼうよみ”さんでちょっとビックリ、なるほどと感じる解説で良かった。
伊坂作品は大好きで読み返し多いけど、今作は平和警察の恐ろしさがしんどくて実は文庫化購入するかを迷ってた(^^;やっぱり買ったけど。
第1部のやるせなさがかなりキツいし、真壁登場から読みやすくなるけどずっと浮「。とはいえ伊坂作品、そうだったのかー、という面白さがある。
世の中が正しい状態になるわけじゃないんだろうけど、ラストはホッとできる。

4/22【ちはやふる(37) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
2月発売だったのにまた忘れていて購入遅れた。(^^;
名人・クイーン戦の東日本代表、千早は大丈夫と思っていたけど、太一はどうなるか?とドキドキだった。原田先生との決勝の結果が、太一のお母さんが大江さんに袴を依頼するシーンでわかるって感動的。原田先生の子供の頃の回想シーンも良かった。
名人挑戦者が誰になるかは予想つけてるけど、対戦内容がどう描かれるかに期待。

4/13【屍人荘の殺人/今村 昌弘】
このミス1位、本屋大賞3位等評価が高いけど、私は残酷シーンが苦手で正直あまり満足感ない。(^^;
鮎川哲也賞選評(選考委員の御三方好きな作家さん)になるほどと思うし、「新しい形のクローズドサークルですね」は納得だけど、犯人(人間)の動機は説得力が薄いと思ってしまう。
ホラーは苦手だけど重元の熱弁は結構興味深かった。
比留子の謎解きシーン、葉村が話した時刻の表現でアナログ時計を見たと気付いたのがさすがと思った。
ラストの調査報告が冒頭の文章だろうか?テロ首謀者はどうなったのかスッキリしない。(^^;

4/10【([お]13-1)クローバー・レイン (ャvラ文庫)/大崎 梢】
(再読)千石社シリーズ第2弾。1作目「プレティが多すぎる」はローティーン向けファッション誌「ピピン」、3作目「スクープのたまご」は週刊誌「週間千石」。本作は文剣メ集部。3作全部面白いけど本好きとして文剣薄蛯ェ1番興味深い。
主人公工藤の情熱、編集長のハッタリ、営業の若王子の戦略、他社編集者の国木戸の援護等ワクワク。
大御所作家のエッセイと、冒頭の作家の再登場時の言葉も感動的。
冬美の結婚話とそれをやめるところはちょっと違和感、普通にお互いの感情を膨らませてラストに繋がるほうが好み。

4/7【武道館 (文春文庫)/朝井 リョウ】
武道館ライブを目指す女性アイドルグループ「NEXT YOU」 人気と知名度をあげていく手段や、メンバーたちの気持ち等、実在するアイドルの活動を読んでいるような感じ。
恋愛発覚での愛子と碧は正しかった選択にできたと思うけど、「NEXT YOUにいろんなことが起きるたび、一緒に喜んでくれた人たちのことを信じるよ」と言い切ったるりかが素敵に感じる。
ラストの武道館ライブは15周年同窓会、上手い締めだと思う。

4/5【高校入試 (角川文庫)/湊 かなえ】
(再読)テレビドラマの再放送を見て読み返したくなった。
初読時はドラマ見てなくて、多くの登場人物それぞれの視点毎に相関図で名前確認したけど、再読でもあるしドラマキャストが浮かんでわかりやすくスムーズに読めた。
入試をぶっつぶす、に関わった人物の話を聞いた教師たちは反省や変化があったと思うけど、同窓会長と県議妻(ケータイ母)は何もわかってなくて悔しい。母校に誇り持ってる教師たちはあんな同窓会長で恥ずかしくないのかな?
ラストの違いはドラマと小説それぞれ合ってると思う。 今年の桜は・・?の伏線が好き。

4/2【時をかけるゆとり (文春文庫)/朝井 リョウ】
(再読)購入したのは2015年、書店で見かけて、面白いタイトルだなー、と手にとった。 単行本「学生時代にやらなくてもいい20のこと」を文庫化に際して改題したとのこと、私は多分タイトルが違っていたら気にとめなかったと思う、改題のおかげでこんなに面白いエッセイに出会うことができた。
光原百合さんの解説”病院で「検査の結果待ち」という時間を救ってくれる本”に同感だけど、何度も声出して笑ってしまうから恥ずかしいと思う。
「青いイナズマ」の替え歌大笑い。


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<義母介護メモ>
病院:4/25(K)、4/25(Y)
*4週1飲:リカルボン
ケアマネさん来訪:4/18
Tさん:4/22
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