初読(3)+再読(2):5冊
11月は吾郎さん、剛くん、慎吾くんの活動追いかけるのが中心で読書時間少なめ。
文庫化の新刊数冊買ってるけどなかなか読めず、図書館本も返却期限までにぎりぎりで読んだ。(^^;
読書メーターより
11/25【蜜蜂と遠雷/恩田 陸】
本屋大賞受賞時図書館予約でやっと順番回ってきた。
絶賛の声が多いことに納得。こんなふうに音楽を文章で表すことができるとは。私は楽器ができず曲名にも疎くて音楽が聴こえてくる感じはなくてトホホだけど、演奏者の表情や動作が浮かんでくるような感じを受けた。
若き天才コンテスタントたちの凄さへのワクワク感も大きいけど、高島明石に感情移入して亜夜とのシーンと彼のコンクール結果に感涙。審査員たちの描写も面白かった。
「チョコレートコスモス」はオーディションの話を書きたいと思ったのがきっかけとのこと、本作はその音楽版?
11/22【3時のアッコちゃん (双葉文庫)/柚木 麻子】
(再読)文庫化購入。 アッコさん前作からさらにパワーアップしてる感じ。部長を悪者にするのは間違いと考える三智子も好き。
2話の明海さん、アッコさんに出会えて良かったねぇ。三智子の登場シーン笑った。アッコさん目撃情報スレを検索したくなる。(笑)
前作と同様構成での後半2編も面白い。 3話べティの存在感はアッコさんに匹敵すると思う。(笑)
4話「ウメチカを歩きこなせるようになったら一人前の大阪人」って言葉になるほど。関西の友人も難しいと言ってた、数回行ったことあるけど私がさっぱりわからないのは当然だな。
11/19【ランチのアッコちゃん (双葉文庫)/柚木 麻子】
(再読)続編「3時のアッコちゃん」の文庫化購入でランチから読み返し。
タイトルはアッコちゃんだけどちゃん付けしにくいキャラのアッコさん、カッコいい!
三智子の成長に爽快感。
短編4話で後半2話は少しだけアッコさんと三智子の気配はあるけど違う主人公で別の話。 3話の野百合さんガンバレ!と思う。 4話の玲美ちゃんには恐れ入りました。(笑)
うまく行きすぎ感も若干あるけど短編だし気持ち良さが勝る。
11/11【スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/志駕 晃】
犯人視点の章で犯行手口がわかるし、麻美の秘密もパスワードやルームシェアの話等で予想ついて驚きはないけど、先が気になる展開。
座間市の事件のタイミングで読んだこともあり、サイコキラーの犯人やネット社会の問題点等リアリティーある。
シリーの利点になるほど。魅力を感じる登場人物はいないけどラスト富田君のLINEは素敵。
11/7【宮辻薬東宮/宮部 みゆき他】
ホラー短編のアンソロジー、タイトルは作家名(宮部みゆき、辻村深月、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介)最初の文字を繋げたもの。宮部みゆきさん目当てで図書館で借りた。
「人・で・なし」は三島屋変調百物語おそろしの凶宅現代版って感じ。先輩との会話部分は楽しいけど先輩と別れた後からを読んでわかった恐ろしさ。伊藤君家族は何も悪いことしてないと思うのに気の毒過ぎて辛い。
他4人は初めて読む作家さん、作品と共に作者の言葉になるほどという感じ。
ラスト作品で宮部作品冒頭居酒屋シーンに繋がっているのが好き。
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<メモ>
病院:11/15(K)、11/29(Y)
*4週1飲:リカルボン
ケアマネさん来訪:11/17
Tさん:11/3、20
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