六日のあやめ

2017年読書記録

<2017年読書数>
初読(43)+再読(41):84冊、コミック5作品

昨年までは年に100冊以上読んでいたけど今年は読書量減った。
Fさんが会社やめて家にいることで、ウォーキング等出かけたり、1人なら簡単にしていた昼食準備等もあり、読書時間が少なくなったから。今後もこのペースで読んでいくと思う。

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'17.12月読書記録
初読(3)+再読(4):7冊、コミック1冊

読書メーターより

12/30【光二郎分解日記 西郷さんの犬/大山 淳子】
今回も面白いしグッとくる部分が多い。
本筋と直接関係ないけどキムタクセンター長が山氷さんを気にかける理由に涙。中居女史の名前が登場人物ページになくて心配して読みはじめたけど変わりなくて良かった。
猫弁でお馴染みのまこと先生登場嬉しいビックリ。
主婦の威厳に満ちている雪絵さんさすが!光二郎の同居は安佐顔さんにとっても良いことで安心。
さらに続編があることを願う。

12/28【キャロリング (幻冬舎文庫)/有川 浩】
文庫化購入で再読。
「不幸の比べっこしても仕方ないでしょ」英代から言い聞かされたこの言葉を羅針盤にして辛い過去に向き合ってきた大和が、航平には「俺はずっと昔に終わったことだ。現在進行形でつらいほうが、つらいだろ」と言ったことが印象的。比べても仕方ないけど、自分をかわいそうがっていいというのは救いになると思う。
大和と柊子はじめエンジェル・メーカーのみんな好きだけど、悪役の赤木にも惹かれた。選択肢がなかった赤木やレイの境遇が悔しくて(可哀想とは言われたくないだろう)たまらない。赤木たちのその後の平穏を願う。

12/23【ちはやふる(36) (BE LOVE KC)/末次 由紀】
新刊発売日把握してなくて今回も購入遅れてしまった。(^^;
名人・クイーン戦予選、千早、太一は東日本の準決勝、西日本の新は決勝、どの対戦もドキドキの展開。 新が子供時代の太一を思い出すシーンにウルウル。そして、新が西日本代表になったことを太一に伝える机くんと肉まんくん(原田先生も)さらに太一がそれを千早に伝え、間に合ったと安堵する奏ちゃん。新+端沢高校かるた部の絆が素敵。
子供の頃卑怯だった太一だけど、千早に新の勝利を知らせる方法やラストの言葉とかカッコ良くて、やっぱ私は太一派だなぁ。(^^;

12/18【マスカレード・ナイト/東野 圭吾】
図書館予約やっと順番回ってきた、カウントダウン・パーティだから発売9月より12月に読んでむしろ良かったかな。
シリーズ2作目はスピンオフだったのに3作目でどうするのかと思ってたけど割と違和感なく再度のホテル潜入捜査。
宿泊客からの無理難題への尚美の対応は興味深いし、事件に関連するんだろうと思いながら読んだけど、我がまま過ぎる客を優遇するのは私は不快に感じてしまう。
犯人は怪しいと思ってた人物だったけど伏線が殆どなくて納得感少なめ。腕時計遅れの伏線が一番のなるほど感。 今回も能勢が好き、新キャラ氏原も好み。

12/12,15【キャプテンサンダーボルト上.下 (文春文庫)/阿部 和重・伊坂幸太郎】
文庫化購入で再読。(感想上下同文)
ワクワクドキドキの面白さ。宣伝ビラやピッチングマシーン等伏線回収が爽快。ャ塔Z最高!ベテラン医師等脇役も魅力。
ボーナストラックがまた嬉しい。上での前日譚、下での後日譚、阿部氏と伊坂氏どちらの作品か私なりの推理あるけど恥ずかしくて記せない。(^^; 解説での作家をもじった人物ネーミングになるほどと思う。相葉と井ノ原が嵐とV6か?について著者お二人は意識してないとのことだけど、井ノ原の息子が剛健だし、「イノッチって呼んでもいいか?」のセリフとか、関連ありそうにも感じる。

12/7【ホワイトラビット/伊坂 幸太郎】
今回も伊坂ワールドを堪能。場面展開や時系列の複雑さも愉快な語り手に導かれるまま読んでいけば違和感なく繋がる。妙にしゃしゃり出る語り手や寄り道「レ・ミゼラブル」の手法?
黒澤さんやっぱり素敵!「ャeチ」で泣かされた今村くんと中村親分今回も詐欺師に騙された女性に優しい。 主要人物の殆どが法を犯しているけれど徹底的に悪い奴だけ滅びる爽快感。夏之目課長辛いけど少しは救われたと思う。
オリオン座の蘊蓄も興味深い。綿子ちゃんが、オリオンの死はサソリによる毒殺説とアルテミスが騙された説の両方を知ってて良かった。

12/4【クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎】
美しい絵本。読む前は児童向けなのかと思ったけど、内容も文体もいつもの伊坂作品って感じで小さい子供には難しいかな。クリスマスや外国が舞台等、絵本になってることでより雰囲気が出ていて大人のファンタジーと思う。
あらすじは大学1年生のときに書いた短編小説がもとになっているとのこと、「一人では無理がある」のアイデアもこのとき生まれたのか。
カールが公園で会った若者の正体は予想通りで驚きはないけど、ラストの言葉「○○にも休憩があるんだな」のオチ感が好き。

12/3【猫が足りない (双葉文庫)/沢村 凜】
犬も好きだけど実は猫派でタイトル見て衝動買い。失礼ながら今まで知らなかった作家さんでドキドキだったけど割と自分好みで良かった。
<ミセス不機嫌>はとんでもない人物でそんなバカなって感じる言動が多いけど、知章が自分の成長と共に彼女を理解していくことに納得。
おしゃべり会の陽気さが楽しい。物識りの崇高さんが好き、きらきらネームに関しての考え方が素敵と思う。
私はさだまさしさんのファンだから、四元さんがカラオケで歌う曲が矢野真紀さんの「窓」だと知章がわかったシーンが嬉しい。

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<メモ>
病院:12/13(K)、12/27(Y)
*4週1飲:リカルボン
ケアマネさん来訪:12/20
Tさん:12/8、29
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