読書記録（'17.8月）

'17.8月読書記録
初読（2）＋再読（4）：6冊、コミック：1冊

読書メーターより。

8/31：末次由紀「ちはやふる（35巻）」（コミック）
新刊発売日忘れてて遅れて購入。悪役太一心配だけど美形のダークはそそられる。(^^;)肉まんくんと机くんに笑って話せるときが早くきて欲しい。太一のお母さんに立ち向かう菫ちゃん可愛い、ホント彼女は好感度上がった。今回の予選が1巻冒頭に続くと思うから千早は勝ち進むだろうけど、対戦相手もドラマチックに描かれてまだまだ先が長い感じ。
（反応：14）

8/26：伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」（再読）
文庫化購入で再読。軽妙な会話、伏線回収の見事さ、伊坂作品の魅力を存分に堪能。短編6話、最終話ナハトムジークで時系列が明らかになり前5話分もどんどん繋がる気持ち良さ、登場人物のその後や関係性等ハッキリわかる爽快感。ラストが本筋にあまり関係ない口パク問題回収ってのも最高。
作品そのものに加え、執筆のきっかけ斉藤和義さんとのコラボも素敵。「ベリーベリーストロング～アイネクライネ～」は斉藤さんの歌がもちろんいいけど、私が大好きな草なぎ剛くんがラジオで弾き語りしたことがあり、再読では剛くんの歌声が頭に浮かんできた。
（反応：12）

8/22：宮木あや子「校閲ガール トルネード」
悦子の推理力さすがと思いながら恋のバカンスを楽しんで読み始め、異動先や実家のこと等結構深い話になってると感じ、切なさもある決断ながら納得の着地。悦子の選択はシリーズ前2作から予想ついていたけど是永のことは意外。辛い状態の是永に心の奥まで届いてくれと願う悦子の言葉が素敵。悦子自身もそのこととエリンギの言葉が響いていると思う。貝塚好きの私はラストの心地がいいむしずが嬉しい。 原作通りになるのかオリジナルネタが多いかわからないけどSPドラマも楽しみ。
（反応：17）

8/21：宮部みゆき「荒神」（再読）
文庫化購入で再読。この世のものとは思えない怪物の存在、それがどのように生まれたかも信じられないことだけど、時代物ファンタジーって感じでどんどん引き込まれる面白さ。結末は複雑、怪物の鎮め方があまりにも悲しく恐ろしく辛い。私は敵対する２つの藩が協力して怪物をやっつけるのかと思っていた。でもあの形しか仕方なかったのかとも思う。小日向の決意のように二度と同じ間違いをしないことが大切だろう。
NHKでドラマ化と知ったとき実写化できるのかと驚いたけど、樋口真嗣監督（NHKに関係ないけど）の解説でなるほどと思った。
（反応：12）

8/14：さだまさし「ちゃんぽん食べたかっ！（上・下）」（再読）
単行本購入済みだけど又吉さんの解説目当てで買った文庫本を帰省の移動用に持参して再読。さださんファンとしては既刊の著作物やコンサートトーク等で知ってる内容が多いけど、さらに詳しくわかったり少し変わってる部分もあり趣が違って小説として新鮮に読める。ドラマ化も満足だったから読みながらキャストが浮かんでくる。さださん吉田さんと共に菅田くん本郷くんが、ご本人を知らない方々はすっかりドラマキャストさんたちのお顔が浮かぶ。長いあとがきでの登場人物の近況も興味深くしみじみ。
又吉さんの解説とても良かった。（感想上下同文）
（反応：1）

8/11：湊かなえ「山女日記」（再読）
山の日に合わせて再読。山の魅力を感じる作品を読むと自分が信州出身で中学集団登山体験があることを嬉しく思う。北村薫「八月の六日間｣と共に好き。 主人公を変えての連作短編、複数話での関連性やその後がわかる再登場等私好み。負の感情もある女性たちだけど理解できる心理で好感持てる。
文庫化追加作品「カラフェスに行こう」にはTSUKEMENの名前が出てきてウフフ。
（反応：25）

8/9：宮部みゆき「三鬼 三島屋変調百物語四之続」
図書館に予約したのが1月でやっと順番回ってきた。シリーズ事始は浮ｳが強かったけど事続から浮ｪりの私も読みやすくなり、今作四之続では第二話ひだる神さまが楽しく感じるくらい。江戸の暮らし等も興味深い。おちかが明るく頼もしくなってきていてほっとする。青野先生のことは寂しいけど、愉快な従兄と魅力的な貸本屋さんの登場で今後も楽しみ。
（反応：24）

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＜メモ＞
病院：8/2,30（Y）、8/23（K）
＊４週1飲：リカルボン
ケアマネさん来訪：8/9
Tさん：8/21 Mさん：8/20