羽田発20時自宅に着いたのは12時、お風呂に入ったあと生さだ見ようとテレビつけたけど、ごめん、どーにも集中できなかった。
テイラーとハロルドが見つめ合うシーンが頭に浮かんで涙がにじんでくる。
で、この気持を記録しないことには、現在午前4時でも眠ることができない。
「K2」後半日程観劇
11/25 1階F列下手寄り
11/26 1階E列中央
11/27マチネ 1階N列下手寄り
実は11/7観劇時にはウルウルしたものの涙が流れるほどではなかったのが、25日には自分でビックリするほどの涙が出た。
雪崩のあとハロルドが意識を失ってテイラーが狂ったようになるシーン、前回観劇時はその狂気の表現に圧唐ウれて、今思い返すと演技を見ているって感じだったような気もするんだけど、今回はテイラーが可哀想でたまらなくて、こんなにまで狂ってしまうテイラーがどうしようもなく可哀想でたまらなくて、涙がボロボロ出ていた。
その後のシーンも25、26日はほぼ同じようなところで涙して、度々見つめ合う二人には特に涙、テイラーが消える瞬間は涙出過ぎて見えにくかったくらい。
その後はハロルドの辛さがもちろん伝わってくるし、ザイルの状態を確かめたりザイルを離す部分で特に胸が絞めつけられた。
それなのに、剛くん贔屓の情けない私は、テイラーが舞台上から去ったあとハロルドはテイラーのことよりシンディや息子への愛を多く語ってるのかな?と思ったり、私は別れのシーンにダダ泣きで、そこがクライマックスと感じたのに、その後がちと長いんでないかい?なんて失礼なことを実は思ってしまった。
27日マチネ、やっぱりテイラーが狂うところから声が出るほどに泣けて、ずっとテイラーに負けないくらい鼻水ズルズル、自分のラストだからあんなに泣けたんだろうと思って帰宅したんだけど、今思い出して気づいたこと。
本当の友達が欲しくてハロルドがその友達、って言うところからのシーンは、11/7にも私が一番ウルウルした部分で、自分だけ助かりたくないテイラーの気持ちがよくわかって、後半日程もそのシーンにずっと涙、残るハロルドの辛さにも泣けるけど残していかなくてはならないテイラーの切なさにより泣けた初見に感じた気持ちのままだと思っていたけど、今思い出してはっとしたこと。
あのテイラーの台詞のあとハロルドの一言、ラスト観劇時ではあのときに、ぶわあぁ~、っていっそう涙が溢れたんだった。
そして最後のシーンを今思い出すとき、家族への愛、自分の死を受け止めるハロルドと一緒に、ザイルの先にいるテイラーの姿も浮かんでくるような気がする。
やっぱり私が「K2」で一番大きく心を揺さぶられたのは、二人の友情だった、だから今も一番先に頭に浮かぶのは、ハロルドとテイラーが見つめ合うシーンなんだろう、と感じている。
それにしても自分の楽日には泣き過ぎたなぁ、笑えるシーンでは普通に笑ったけど。
前の4回観劇時は、テイラーが一番最初にザイルをとりに行ったシーンで、「ソレッ、ソレッ」という言い方がなんか違和感があって、緊迫感がないようで変だと思ってしまったんだけど、ラスト観劇時にはそのシーンも涙が出そうになった。
今日28日は千秋楽、自分は実際に観ることはできないけど、心は「K2」下山途中8100m付近氷壁のレッジに残っている気持ち。
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き~た
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