初読(1)+再読(4)冊:5冊
2月は逃げるでやっぱり早い。
花粉症がしんどいこともあり、読書記録遅れてしまった。(^^;
読書メーターより
2/27【まく子 (福音館文庫)/西 加奈子】
文庫化購入で再読。映画化の帯付き、予告映像や写真を見ての読み返しは主要キャストが自然に浮かんできて、映画公開楽しみ!
西作品読むのは4作目、本作はファンタジー風で異色に思ったけど既読作品と同様に、生々しさにとまどう部分もありながらもハッとさせられ、人は優しさ強さ美しさを持っていると感じる。
タイトルの意味は冒頭でわかり、クライマックスの美しさでさらに納得。
コズエの神秘性が興味深く、初読時は、まさか本当だったのかいーとビックリ。(笑)
慧の成長がなるほどと思うし頼もしい。父親とのシーンは重要だと思う。
2/22【ペテロの葬列 上 ・下(文春文庫)/宮部 みゆき】
(再読・感想上下同文)杉村三郎シリーズ3作目。続編2作は中短編だから長編として最後の読み応え。
シリーズ最新刊既読での読み返しでも本作は事件そのものより大きく感じてしまうのは、菜穂子が不快。(^^;
杉村に彼の人生を返したいのなら一緒に今多家から離れればいいと思うのに、父親の庇護がなくなるのは嫌ってことなのか。父親と杉村が“菜穂子の成長”と捉えているのも納得できない。
バスジャックは読んでる自分もストックホルム症候群になりそうだったけど、結局は新たな不幸を生んだだけの卑劣な犯罪だったと思う。
2/13【父からの手紙 (光文社文庫)/小杉 健治】
麻美子パートと圭一パートが交互に語られ、どのように交わるかと興味を惹かれた。
圭一が犬飼の言葉を忘れていたのは不自然な気もしたけど、その言葉を思い出すシーンのクライマックス感になるほど。
書店のャbプや帯での“涙が止まらない”との言葉ほどではないけれど、赤とんぼにジーンとした。
ただ私は文体が正直あまり好みではなくて、同じことの繰り返し記述が多くてくどいと思った。
2/7【名もなき毒 (文春文庫)/宮部 みゆき】
(再読)杉村三郎シリーズ2作目。
“我々人間が毒。名付けられ形ができれば滅することができる、我々の内にある毒の名前が知りたい”杉村の独白が印象的、タイトルに深さを感じる。
最新刊まで既読での読み返しは、北見との出会いが杉村にとって大きなことだったとわかる。
橋本も登場、わずかなシーンだけど初読時にこの人カッコいい感じと思っていた。(^^;そして初読時にも本作で既に菜穂子に好感持てなくなってた。
2/3【誰か―Somebody (文春文庫)/宮部 みゆき】
(再読)先月杉村三郎シリーズ最新刊を読み1作目から読み返し。
初読時には単発モノでシリーズ化されると思ってなかった。杉村の環境が変わることを知っている読み返しは、彼を祝福してくれたときの梶田氏の笑顔を思い浮かべるラストの切なさがより大きい。
後味の悪さが残ってしまう梶田姉妹、会長が言うように自分たちで解決するしかないと思う。
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<義母介護メモ>
病院:2/6(Y)、2/8(K)
*4週1飲:ボノテオ錠(ジェネリックに変更)
ケアマネさん来訪:2/13
堤さん:2/10
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