六日のあやめ

読書記録('21.8月)

’21.8月読書記録
初読(2)+再読(3):5冊
読書メーターより

8/27【セレモニー黒真珠 (MF文庫ダ・ヴィンチ)/宮木 あや子】
笹島、木崎、妹尾、メインの3人と社長のキャラがユニークでコミカルな感じだけど、辛い境遇の人もいるし、葬儀屋が舞台だからやっぱり悲しみを感じる部分も多い。
最終話はとても切なくて涙ボロボロだった。

8/18【未来 (双葉文庫)/湊 かなえ】
(再読)文庫化(’21.8/8第1刷発行)購入。
いじめや性的虐待等少女たちの苦しみが大き過ぎてしんどい。日々の自分の暮らしの中では信じられないのだけど、あとがきに書かれている、現実にもおきていること、というのは確かにそうだろうと思う。
原田くんが篠宮先生に伝えた言葉「過去に呑まれない未来・・」と、ラスト章子と亜里沙の決意で、なんとか希望を感じる。

8/12【青空と逃げる (中公文庫 つ 33-1)/辻村 深月】
(再読)文庫化(’21.7/25初版発行)購入。
早苗と力が逃げる先々には、特に助けを求めなくても親身になって接してくれる人たちがいて、2人の成長はその人たちとの出会いが大きいと思う。
初読時「島はぼくらと」の谷川ヨシノさん登場が嬉しかったのに加え、今回「傲慢と善良」既読での読み返しで樫埼写真館への安心感大きい。
本条家はハッピーエンド、遥山真輝の息子佑都くんの心も救われることを願う。

8/8【猫弁と星の王子 (講談社文庫)/大山 淳子】
(再読)文庫化(’21.7/15第1刷)購入、猫弁シリーズ6作目第2シーズン初巻。
百瀬とレギュラー陣の安心感、今作で登場のメインキャスト他、脇役で少し描かれるだけの若い母親や法務教官の二宮まで、登場人物それぞれの想いに胸をうたれる。
直が気付いたように涙は安心すると出るんだな、と実感する心地いいハッピーエンド。
涙ボロボロで本編読み返し後、あとがき“戒名はまだない”に号泣。悲しみの涙は激しくておうおう泣きながら読んだけど、今後もJを支えてくれるいなもとに心からありがとう!

8/2【幸福な食卓 (講談社文庫)/瀬尾 まいこ】
佐和子の家族は辛いことがあったけれどホンワカしていてあまり深刻な感じを受けず読み進んでいたら、突然思いがけない展開となり、どうして?うそでしょ、と声が出てしまった。
小林ヨシコさん素敵。
大浦君の弟の言葉「大丈夫。僕、大きくなるから」が感動的。大浦君の家族も幸福を感じることが今後たくさんありますように。


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<義母介護メモ>
病院:8/4(Y)、8/18(K)
*4週1飲:ボノテオ錠
ケアマネさん来訪:8/27 介護ベッドマットレス交換:8/27
堤さん:8/15

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