新人さん

うきゃ～、もうね、興奮しちゃって、なんちゅーか、大満足の「任侠ヘルパー」第１話。
冒頭の乱闘シーンは過去の話？まさか未来？それとも彦さまの妄想？
そのあとすぐセコイオレオレ詐欺シーンで、任侠にこだわってたら職安に極道が並ぶことになる、とかって言ってたから、やっぱ妄想なのかな？
雨の中の乱闘シーンのカッコ良さは、既に予告で映像見ててわかってたんだけど、実は任侠仕様として、もっとカッコいいシーンが後半にもあったってことがうれしい。
りこさんに「ばあさん頼む」って走り出すとこ、あのとき彦さまに一番しびれた～。

しばらくはずっと彦一ホント悪かったね～、カッコいい悪さじゃなくて、剛くんも言ってたように悲しくなる悪さ、あんだけやな奴を思いっきり見せつけてくれたことで、さすがに冷酷非道大歓迎の私でも、早く任侠道（弱きを助け、強きをくじく）に目覚めてくれ～、って気持ちになっちまった。（笑）
冷酷非道っていうより、いきがってる割には要するにちっちぇー奴、って感じを出してるように思った。
自分は老人になる前にくたばるっとかって言ってる背中に、おじいちゃんから放尿のプレゼントだもんね、笑える～。
敵対する暴力団が誕生日祝ってるのにも大笑い、剛くんの誕生日を脚本家の方ご存知だったの？

身体拘束されながら彦一に向けて息子の名前を呼ぶチヨさんを見たことと、不況で苦しい本当の息子に会ったことで、入居費も巻き上げてる自分に彦一自身がちっちぇー奴って感じるきっかけだったかな？自然な流れだと思う。
チヨさんの死んだふりには見てるほうも腰砕け。(笑)桜刺青に花火、熱いだろうなぁ、と思って見てたら、やっぱり熱いって文句たれて、りこさんにたしなめられて我慢してるのも笑えた。
そんな彦一だったのに、お別れのときにはチヨさんから「新人さん？」って言われたときはホント切なかった。
それでも彦一が納得できたとこ、まだまだ今後も悪い部分を出すこともあるんだろうけど、「はい」と答えた顔には、どんな結果でも自分がなりたかった任侠道をつらぬいた満足感があったのかな？と感じた。

主題歌はドラマ本編内だったからしっかり聴けなかったなぁ。
僕道シリーズみたいに本編後のエンドロールのほうが好みではあるけど、最後彦一の台詞が決まってタイトルがバンって出るのはインパクトあるから、それでいいかな。
とにかく面白くて安心できた、今後ますます楽しみ～。