六日のあやめ

読書記録('18年2月) 

'18.2月読書記録
初読(1)+再読(3):4冊

読書メーターより

2/20:【タイニー・タイニー・ハッピー (角川文庫)/飛鳥井 千砂】
大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」で働く人たち、主人公が変わる連作短編。 夫婦、恋人、友人、同僚等、さまざまな関係性がリアルに感じる。
無神経だと思っていた人物が正義感強くて裏表がなかったり、嫌な言動をする人物もその人なりの理由があったり、人にはいろんな側面があると描かれているところが好き。
登場人物それぞれ肯定しにくい部分もあるけれど気持ちはわかるな、と感じ、みんなを応援したくなる。

2/12:【猫弁と魔女裁判 (講談社文庫)/大山 淳子】
(再読)「光二郎分解日記 西郷さんの犬」にまこと先生登場きっかけで読み返していた猫弁シリーズ完結編。
前4作まではドキドキ部分も少しあるけどほんわかゆったり読んでいたけど今作は緊張感がある。再読だから大丈夫とわかっていても、百瀬を心配する亜子や野呂や七重たちに感情移入してハラハラ。
裁判は成功、ラストは百瀬と亜子の幸せを確信できてシリーズ完結に納得するけど、猫弁事務所復活や延期された結婚式シーンも読みたくなる。
百瀬留守中の案件生まれ変わり猫ちゃんのことや、犬猫殺処分ゼロについても興味深かった。

2/9:【猫弁と少女探偵 (講談社文庫)/大山 淳子】
(再読)「光二郎分解日記 西郷さんの犬」にまこと先生登場きっかけで読み返している猫弁シリーズ4作目。
上安里先生も両作に登場だったと思い出す、正円のことは覚えていたけど名前忘れてた。(^^;
京子は1作目エレベーターの少女、他にも再登場人物が多く猫弁シリーズは繋がってる感が強くて好き。あの美里さんも今回大活躍。達筆の少年完太も救われて良かった。
透明人間さんの言葉「先生といる人が幸せになる」本当にその通りと思う。その百瀬が初めて自分の幸せのために行動したことも嬉しい。

2/6:【透明カメレオン (角川文庫)/道尾 秀介】
文庫化購入で再読。
初読時には、ストーリー途中で入る“「1UPライフ」より。”の内容がいいな、と思いながら楽しく読み進んでいたけど、再読だから、恵の問題解決後に明かされるifのみんなと恭太郎の本当の話がわかっていて切ない。
誰かが飼ってる透明カメレオンを信じることは自分も救われることになるのかもしれないけれど、哀しさも感じる。

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<義母介護メモ>
病院:2/7(K)、2/13(K:発熱、吐き気、下痢:インフルエンザB診断)
2/13~21(O入院)ショートスティ(2/21~23)、2/21(Y処方)
*4週1飲:リカルボン
ケアマネさん来訪:2/26
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