六日のあやめ

テルくん一歩目

一般的には受け入れられにくいかもしれないけど、これが僕道シリーズの世界観なんだよなぁ、と思って観た。
初回は、輝明の症状っていうか、自閉症について視聴者に説明する感じだったかな。
自閉っていう言葉のニュアンスでひきこもりと勘違いして、治ると思ってる人も多いらしいから。
実際自閉症のこと殆ど知らなかったFさんも見ていて少しわかったみたい。

今回の役は今までにもまして集中力がいると思う、本当に大変だろうなぁ。
でも剛くんはテルくんになりきってるって感じ、剛くんが演じているっていうより、そこにはテルくんがいるだけだと思った。
役者クサナギやっぱり凄いよ。

最後のシーンは泣けた。
都古さんは頭ではテルくんのこと理解しているんだけど、実際に自分が落ち込んでるときに、何の悪意もなく単に疑問(「夜なのに?」)を繰り返したり、子供の頃を思い出させる自転車のベルの音を鳴らすテルくんに対して爆発しちゃったのかな?って思う。
もしかすると都古さんは、自分も子供の頃は純粋だったに・・っていう自分への怒りもあったのかもしれないなぁ、なんて思ったり。
でもテルくんには都古さんの気持ちは理解できない。
絶対怒らない都古ちゃんが怒った、どうしていいかわからない、でも都古ちゃんは好き。
年号と歴代優勝者の名前を言い続けるテルくんの姿に、もう涙、涙だよ~。
夕焼けシーンもなんだか見てるだけでジーンとなって涙出そうになったなぁ。

どうぶつえんのゲート見上げる横顔綺麗だったなぁ。
徹朗さんが飛んでいった風船を見上げる横顔も半端じゃない美しさだったし、つよぽんの横顔ってなんて美しいんだろう、って、ここだけはちょっとテルくんを忘れて魅入っていた。

テルくんは風船割れる音で大変なことになったのに、つよぽんは爪楊枝で風船割ってるいたずらっこ。
同じ日に風船で切なくなたり大笑いしたり、ドラマとぷっすまの火曜日は最高だぜ!(笑)

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