この間、ある大物芸能人のコントライブに行ってきたのですが
その方が、コント中に、たぶんアドリブで
「最近のテレビではすぐ、あれはだめ、これはだめ、って言われちゃうけど、今日は劇場だからいいか~」
といって、下ネタを言って、笑いを取るというシーンがありました。
学校も同じだよなーって正直思いました。
今日は、一昔前の学校だったら、普通に教師が教壇で言っていたであろう発言でも、今日ではたぶんまずいだろうなぁ、というものをいくつか紹介したいとおもいます。
まずは、プリントを配布したときに
「これは大切なプリントだから、家に帰ったら必ずお父さんお母さんに見せてくださいね」
まずいです。
この発言の前提は、「どの家庭にも、普通、父親と母親がいる」ですが
父子・母子家庭や、何らかの事情で親以外の者に子どもが育てられている家庭は、もはや少数派とは言えません。
そのため、先ほどの発言は、配慮不足と言わざるを得ません。
適切なのは「家に帰ったら保護者の方(orおうちの方)に見せてくださいね」かと思います。
次に紹介するのは、性に関すること。
例えば、男子生徒がふざけて女性のまねごとをしたとしましょう。
それを教師が、怒るわけでは無く、和やかな関わりの範疇として
「おまえオカマみたいなこと言うのやめろよ~(笑)」
これもアウトでしょうね。
細かいことは言いませんが、LGBTの方への無配慮と言わざるを得ませんでしょう。
一昔前だったら、そもそもLGBTって何?のレベルでしたから、気にすることは無かったかも知れませんが……
あと、これはちょっと違うかも知れませんが
「日本人なら普通これくらいわかるだろー」
という発言。
果たして日本の公立学校に通っている生徒=日本人という認識は正しいでしょうか。
答えは否だと思います。
様々な家庭環境の子がいますからねー。
あとは、何か失言をしてしまったら、これは現代の特徴とも言えますが
インターネットで拡散される恐れがあります。
一昔前はママ友ネットワークと言われていたものが、インターネットで強化された形ですね。
口は災いの元と言いますが、気をつけなければなーと思います。
【以下追記】
一個大事なのを書き忘れていました。
「やる気が無いなら帰れ!」
そこそこの年齢以上の方なら、違和感がない教師の台詞ではないでしょうか。
特に、運動部として青春の汗を流した方には、愛の鞭として感じられるでしょう。
今日では、これはいけません。
理由は、「児童・生徒を教育の場から追放せしめ、指導という職務を放棄している」ととらえられかねないから。
もちろん、言う側にはそのような意図はありません。
でも、みんながみんな、その言う側の意図をくんでくれるという保証はどこにもないし
むしろ誤解を生むリスクが高すぎます。
現代では、児童生徒の心に指導としてしみる期待値に対して、割に合わないほどのリスクが発生する発言です。
その方が、コント中に、たぶんアドリブで
「最近のテレビではすぐ、あれはだめ、これはだめ、って言われちゃうけど、今日は劇場だからいいか~」
といって、下ネタを言って、笑いを取るというシーンがありました。
学校も同じだよなーって正直思いました。
今日は、一昔前の学校だったら、普通に教師が教壇で言っていたであろう発言でも、今日ではたぶんまずいだろうなぁ、というものをいくつか紹介したいとおもいます。
まずは、プリントを配布したときに
「これは大切なプリントだから、家に帰ったら必ずお父さんお母さんに見せてくださいね」
まずいです。
この発言の前提は、「どの家庭にも、普通、父親と母親がいる」ですが
父子・母子家庭や、何らかの事情で親以外の者に子どもが育てられている家庭は、もはや少数派とは言えません。
そのため、先ほどの発言は、配慮不足と言わざるを得ません。
適切なのは「家に帰ったら保護者の方(orおうちの方)に見せてくださいね」かと思います。
次に紹介するのは、性に関すること。
例えば、男子生徒がふざけて女性のまねごとをしたとしましょう。
それを教師が、怒るわけでは無く、和やかな関わりの範疇として
「おまえオカマみたいなこと言うのやめろよ~(笑)」
これもアウトでしょうね。
細かいことは言いませんが、LGBTの方への無配慮と言わざるを得ませんでしょう。
一昔前だったら、そもそもLGBTって何?のレベルでしたから、気にすることは無かったかも知れませんが……
あと、これはちょっと違うかも知れませんが
「日本人なら普通これくらいわかるだろー」
という発言。
果たして日本の公立学校に通っている生徒=日本人という認識は正しいでしょうか。
答えは否だと思います。
様々な家庭環境の子がいますからねー。
あとは、何か失言をしてしまったら、これは現代の特徴とも言えますが
インターネットで拡散される恐れがあります。
一昔前はママ友ネットワークと言われていたものが、インターネットで強化された形ですね。
口は災いの元と言いますが、気をつけなければなーと思います。
【以下追記】
一個大事なのを書き忘れていました。
「やる気が無いなら帰れ!」
そこそこの年齢以上の方なら、違和感がない教師の台詞ではないでしょうか。
特に、運動部として青春の汗を流した方には、愛の鞭として感じられるでしょう。
今日では、これはいけません。
理由は、「児童・生徒を教育の場から追放せしめ、指導という職務を放棄している」ととらえられかねないから。
もちろん、言う側にはそのような意図はありません。
でも、みんながみんな、その言う側の意図をくんでくれるという保証はどこにもないし
むしろ誤解を生むリスクが高すぎます。
現代では、児童生徒の心に指導としてしみる期待値に対して、割に合わないほどのリスクが発生する発言です。