名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

はじめての野球

2017-09-10 11:14:46 | 日記(その他)
職場のつきあいで、先日、人生初のプロ野球観戦をしてきました。

野球にはあまり興味が無いのですが、なかなか楽しく観戦できたので、感想を書いておきます。

一般的な野球の楽しみ方とは異なると思います。



・なぜ守備を見なくて良いの?

守備の間は見せ場では無いから、トイレに行ったり、飲食物を買いに行くのは、守備の間だ、と言われたんだけど

守備こそ大事じゃ無いの?と思いました。

だって野球って、極論言えば、ヒットを打たれなければ、出塁されなければ、ホームベースに戻られなければ、負けないわけでしょう?

それこそ見守るべきところだろうに……違うのか?



・野球は、たくみに逆転可能性を生んでいる

野球のルールって、とても上手にできているなと思いました。

「ヒットを打ち、出塁できても、ホームベースに戻って来られなければ、得点にはならない」

これ野球少年にとっては

「何言ってるんですか当たり前でしょう」

って言われそうですけれど

これがたくみに逆転可能性を生んでいますよね。

「満塁でも、ここから三振を取れば失点を防げる」

ってね



・でも受験勉強に逆転劇はない

でも、受験勉強にはそうゆう逆転要素はありません。

なぜ野球ルールにそのような逆転要素がもうけられたかというと、その方がプレイヤーも観客も楽しいからです。

ところが、受験にはそんな要素はありません。

例えるならば、単純に、ヒットを多く打った者が勝ちます。

だから、運動部の子どもたちには

「勉強には一発逆転は無い」

と伝えても良いのかなと思います。

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