「教師は全員まともじゃない」という意見に反論できなかった話

以前、「教師は全員まともじゃない」と言われてしまった話を紹介します。

友人と言うほど親しくは無いので、「知り合い」とします。

その知り合いにこう言われました。



知「教師にはまともなやつは一人もいない」

私「どうしてだ、確かに不祥事を起こす奴もいるし、よく分からない指導をする奴もいるが、一生懸命生徒のために働いている人もいる」

知「まず第一に、立場を利用して女子生徒に手を出したり、飲酒運転をしたり、横領をするような奴は、問答無用でまともではない」

私「それはそうだ」

知「第二に、教師は公務員だから、先に述べたような不祥事さえしなければ、クビになることは滅多に無い。それに甘んじて、授業準備やクラス経営で手を抜くような奴も、ろくでもない」

私「その通りだ」

知「第三に、困難な保護者の相手など決して仕事は簡単では無く、第二で挙げたような奴の尻ぬぐいも日常的に行ない、朝から晩まで仕事をし、土日も部活にとられる。そんな過酷な労働環境を、滅私奉公の精神で何とかしようというのもまともでは無い。正常な判断力があれば、まず勤務の合理化をはかり、それが無理だと悟ったら普通は転職する。」

私「……」



要するに、彼の主張は

教師はみんな病的な特性を持っていて

その特性が、不祥事という方向に働くか、怠惰な方向に働くか、ワーカホリックは方向に働くかの違いでしか無く

特に、ワーカホリックな方向の場合、「子どものため」になってしまうということで美しいことだとすり替えられているが、これは異常だ。

ということらしいです。

正直反論できませんでした。



教師は子どもたちの手本でなければいけないと思います。

果たして、我々の働きぶりは、手本としてふさわしいのでしょうか？