名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

勤務の記録 180508

2018-05-08 21:55:56 | 勤務の記録
勤務の記録 180508

7:40出勤

20:00退勤



出張で、高校に行ってきた。

その高校は、表現は悪いが「底辺の普通科」校であり、このへんでは

「オール1でもいける公立普通科」

であった。

その学校の、中学校教師向けの学校説明会及び授業公開であった。



多様な授業が公開されていたが、理科と数学に絞って意見する。それ以外の教科は専門外すぎる。

やっていることははっきり言って、中学校レベル。

数学では、中学校レベルの多項式の計算

理科では、原子記号と単体と化合物の見分け方

の授業が展開されていた。

所謂「学び直し」という奴である。

しかし、授業を受ける生徒達の態度はとてもふさわしいものであったし

先生方の授業に対する熱意は、すさまじいものであった(と同業者として感じられた。保護者がどう思っているかは知らない。)。



やはり、問題は、このような学力差を生んでしまう中学校の義務教育システムではなかろうか。

「この子達が勉強できないのが悪い」

ではなく

「この子達がこのレベルのことすら修得できず中学を卒業し、高校に進学してしまうシステムが悪い」

のだと感じた。

今日はもう疲れたので、これに関して、また後日気が向いたら意見することにする。


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